高校生物基礎

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5分でわかる!先駆植物

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この動画の要点まとめ

ポイント

先駆植物

高校 生物基礎 生物の多様性6 ポイント1

これでわかる!
ポイントの解説授業
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植物がまったくない裸地の状態から高木が育つまでの一次遷移について学習してきました。今回は、一次遷移の最初の段階である裸地に初めて進出する植物に注目して見ていきましょう。

遷移の初期段階に進入する「先駆植物」

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その土地での初期の遷移で出現する植物のことを 先駆植物 と言います。

高校 生物基礎 生物の多様性6 ポイント1
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一次遷移では溶岩によって土の中の有機物が全て分解されてしまい、土壌がまったく存在しない段階から遷移が始まります。土壌が存在しない裸地には、 地衣類コケ類 が進出してくるのでしたね。

地衣類は、共生により裸地に進出

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地衣類やコケ植物は根をはる必要がなく、水分を自分で保持できるので、裸地で先駆植物として出現します。

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地衣類とは、カビとラン藻(シアノバクテリア)が共生したものを指します。カビは有機物を手に入れることはできませんが菌糸によって水分を保持することができます。シアノバクテリアは光合成を行い有機物を合成することはできますが、水分を保持することはできません。ゆえにこの2つは共生して裸地に進出できる先駆植物となり得るのです。

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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