高校生物基礎
5分でわかる!バイオーム
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この動画の要点まとめ
ポイント
生活形
これでわかる!
ポイントの解説授業
生物は、環境に適応するために形態を変化させる
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環境要因が直接影響を与えているのは、バイオームにいる生物のうち植物でしたね。植物が、周りの環境に対して、どのように適応させているかを考えていきましょう。
![高校 生物基礎 生物の多様性2 ポイント1 写真のみ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio_bas/4_1_2_1/k_sci_bio_bas_4_1_2_1_image02.png)
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上の写真は、広葉樹の葉と、針葉樹の葉を示しています。同じ植物でも葉の形態がまったく異なりますね。
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広葉樹は、葉が広がっているのが特徴です。森林は、他の植物と光を浴びる場所を競い合う環境です。広葉樹が葉を広げているのは、光合成を行う場所をより増やそうと、葉の形態を適応させたものになります。
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一方、針葉樹は、葉がとがっています。針葉樹が見られるのは、冬の降雪が非常に厳しい地域です。葉が広がっていると、雪の重みで枝が折れてしまうので、葉の形態を環境に適応させたのです。
環境に適応した生物の形態=生活形
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広葉樹、針葉樹の例のように、生物はそれぞれの環境に応じて、生活様式を発達させています。生活様式を反映した生物の形態のことを 生活形 といいます。
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バイオームそれぞれに特徴があるのも、生物が環境に応じて生活形を変化させるからなのです。
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地球上では、地域ごとに、その環境に適応した植物や動物などが互いに関係をもちながら集団を形成しています。その生物集団のことをバイオームといい、バイオームに影響を与えている環境を環境要因といいました。