高校生物基礎

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5分でわかる!バイオームの特徴

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この動画の要点まとめ

ポイント

バイオームの特徴

高校 生物基礎 生物の多様性1 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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バイオームは、周りの環境の影響によってその特徴が決まってくるのでしたね。環境要因とは、バイオームを特徴づける環境の要素のことでした。では、どのようなメカニズムで環境要因がバイオームを特徴づけているかを具体的に見ていきましょう。

陸のバイオームの特徴を決める生物は?

高校 生物基礎 生物の多様性1 ポイント2 左の写真のみ
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上にある山の写真は、陸のバイオームの例です。陸上では、地域によって降水量や気温が異なります。すると、その地域に生息することができる植物は限定されたものになります。例えば、温かく、雨がよく降る地域では緑が生い茂りますが、砂漠においてはサボテンのように乾燥に非常に強い植物しか生息できませんね。

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植物が限定されると、その植物を餌にしたり、利用したりする動物がバイオームに集まってきます。例えばツツジなど蜜を出す花があるバイオームにおいてはミツバチも生息することが考えられます。さらにバイオームに生息する植物を食べる草食動物がいれば、草食動物を捕食する肉食動物も生息すると考えられます。

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このように、 陸上のバイオーム は、その環境に生息する 植物 に依存して成り立っているといえます。また、植物は主に気温と降水量の影響を大きく受けるため、陸上のバイオームは主にその地域の 気温降水量 によって決定されます。

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重要なのは植物は移動することが困難なので、環境に適応できるものしかバイオームに存在しないという点です。環境ごとに生息できる植物が定まり、植物に応じて動物が集まりバイオームが特色あるものになります。

水生のバイオームでは、植物プランクトンが起点

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続いて水生のバイオームを考えていきましょう。

高校 生物基礎 生物の多様性1 ポイント2 右の写真のみ
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水生のバイオームにおいては、 植物プランクトン が陸のバイオームにおける植物と同じ立場になります。

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環境によって生息する植物プランクトンが決まり、生息する植物プランクトンによって動物プランクトンや、魚などの水生動物が決定されていきます。

高校 生物基礎 生物の多様性1 ポイント2 すべて

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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