高校化学
5分で解ける!有機化合物(テスト1、第2問)に関する問題
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- 問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
演習2
解説
これでわかる!
問題の解説授業
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こちらは、「構造異性体の数」を答える問題です。
中々難しそうな問題ですね。
構造異性体とは、異性体のうち、分子式が同じで、構造式が異なる化合物
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実際に問題を解く前に、問題の意味を考えてみましょう。
まず、「異性体」とは何だったでしょうか?
異性体とは、分子式が同じで構造が異なる化合物のことでした。
次に、構造異性体とは、異性体のうち、分子式が同じで、構造式が異なる化合物のことでしたね。
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ポイントは、構造式が異なるというところです。
実際に構造式を書いてみて、原子の並び方が異なるものを数えましょう。
構造異性体の数え方 炭素の並び方を考える
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それでは、実際に問題を解いていきます。
構造異性体を数えるとき、最初に考えるのは、炭素の並び方です。
今回の炭素は3つです。
これでは枝分かれが作れないため、一直線に並びます。
炭素が4つ以上の問題では、枝分かれができてややこしくなるので、注意しましょう。
C - C - C
構造異性体の数え方 酸素などの原子がどこにくっつくか考える
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次に、酸素を含む-OHがどこにくっつくのか考えていきましょう。
まず、-OHが右の炭素にくっつく場合があります。
また、-OHが中央の炭素にくっつく場合もありますね。
それでは、左の炭素にくっつく場合はどうでしょうか?
結論としては、この場合はカウントしません。
なぜかというと、左の炭素にくっついた場合、くるっと回転させると、右の炭素の場合と同じになるからです。
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その代わりに、もうひとつ酸素がくっつく場所があります。
それは、炭素と炭素の間の結合です。
このときには、エーテル結合-O- としてくっつくことになります。
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以上のように考えると、この場合は3つの構造異性体があることがわかります。
よって、答えは、3つです。
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以上のように、構造異性体の数を数えるときには、次の手順で考えます。
①炭素の並び方を考える
②酸素などのくっつき方を考える
しっかりと練習して、マスターしましょう。
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続いて、演習2です。