高校化学
5分でわかる!官能基による決定
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この動画の要点まとめ
ポイント
構造式の決定手順
これでわかる!
ポイントの解説授業
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前回まで、純粋な物質から分子式を求めるまでの流れを学習してきました。
いよいよ、最後の段階、構造式の決定に入っていきます。
問題文から官能基を予測できる
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構造式の決定方法には、大きく2種類ありますが、今回は一つ目の方法を紹介します。
官能基に注目して、構造式を決定してみましょう。
OHがあればエタノール
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今、分子式がC2H6Oの有機化合物があったとします。
これだけの情報だと、色々な構造式が考えられますよね。
しかし、問題文の中に、ヒドロキシ基-OHを含むという条件があったら、どうでしょうか?
構造式の中に、「-OH」がなければなりませんね。
すると、図の左下のように、エタノールの構造式をつくることができます。
OHがなければジエチルエーテル
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逆に、ヒドロキシ基-OHを含まないという条件があったら、どうでしょうか?
「-OH」を含まないとはいっても、どこかにHと結びつかない「O」が含まれているはずです。
すると、 エーテル結合-O- のような構造が考えられますね。
よって、この場合は、図の右下のように、ジメチルエーテルに特定できます。
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このように、問題文から官能基を予測し、構造式を決定することができるわけです。
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今回のテーマは、「官能基による決定」です。