5分でわかる!溶解度積とは

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この動画の要点まとめ

ポイント

溶解度積とは

高校化学 化学反応の速さと平衡23 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「溶解度積」です。

溶解度積Ksp=[Ag+][Cl-]

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溶解度積とは、少し聞きなれない言葉ですね。
これまで考えてきたような、 平衡定数 について考えてみましょう。
まず、溶解平衡の式は、次のように表されました。
  AgCl(固)⇄Ag+aq+Cl-aq

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この場合の平衡定数Kは、次の式で求められます。
  K=[Ag+][Cl-]/[AgCl(固)]

高校化学 化学反応の速さと平衡23 ポイント2 1・2行目のみ

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ここで、塩化銀はほとんど溶解しないので、濃度変化が無いとみなすことができます。
つまり、 [AgCl(固)]は定数 だと考えてもよいのです。

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さらに、定数を左辺に固めると、次のようになります。
  K[AgCl(固)]=[Ag+][Cl-]

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このとき、左辺は定数になるので、右辺の値も一定になります。
さらに、右辺の値を Ksp とおいて、 溶解度積 と呼びます。

高校化学 化学反応の速さと平衡23 ポイント2 答えあり

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以上の内容をまとめましょう。
  溶解度積Ksp=[Ag+][Cl-]
Kspの値は 温度が変わらなければ常に一定 です。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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