高校化学

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5分でわかる!塩化アンモニウムの加水分解

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この動画の要点まとめ

ポイント

塩化アンモニウムの加水分解

高校化学 化学反応の速さと平衡20 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「塩化アンモニウムの加水分解」です。

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みなさんは、酢酸ナトリウムの電離について学習してきました。
今回は、 塩化アンモニウム を例に考えていきましょう。

塩化アンモニウムを水に加えると、アンモニアと水ができる

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まず、塩化アンモニウムが水中で電離すると、次のようになります。
 NH4Cl→NH4++Cl-

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塩化物イオンは電離しやすいので、塩化アンモニウムは完全に電離します。
ただ、アンモニアは弱酸なので、すべてが電離しているわけではありません。
こんなときに注目するのが、水の電離でした。

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水中では、水もわずかに電離しているのでしたね。
 H2O→H++OH-

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このとき、NH4+とOH-がくっついて、次のようになります。
 NH4++OH-→NH3+H2O

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この反応により、溶液中には余った 水素イオン が多量に存在しています。
H+は、酸性の原因となる物質のことでしたね。
すると、水溶液の液性が 酸性 になります。

高校化学 化学反応の速さと平衡20 ポイント2 答えあり

強酸+弱塩基の塩は、水溶液が酸性

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以上の内容を簡単にまとめましょう。
強酸+弱塩基の塩 が溶けると、水溶液は 酸性 になります。
このポイントをしっかりと押さえておきましょう。

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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