高校化学

高校化学
5分でわかる!弱塩基のpHの計算

24

5分でわかる!弱塩基のpHの計算

24

子どもの勉強から大人の学び直しまで
ハイクオリティーな授業が見放題

カンタン登録1分

この動画の要点まとめ

ポイント

弱塩基のpHの計算

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント2 答えあり

これでわかる!
ポイントの解説授業
lecturer_avatar

今回のテーマは、「弱塩基のpHの計算」です。

[OH-]⇒[H+]⇒pHの順に計算する

lecturer_avatar

先ほど、アンモニアの電離度を求めました。
今回は、電離度を利用して、pHを計算してみましょう。
とは言っても、アンモニアが電離してもH+は発生しません。
どのような順番で計算するか、イメージできますか?

lecturer_avatar

塩基の水溶液のpHを求めるときには、まず、 [OH-] を求めます。
その後、水のイオン積を利用して、 [H+] を計算します。
あとは、酢酸の場合と同じように、 pH を求めましょう。

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント2 問題のみ

[OH-]=Cα

lecturer_avatar

それでは、まず、 [OH-] を求めます。
先ほど求めた電離度より、水酸化物イオン濃度は、
 [OH-]=Cα
  =0.23×0.010
  = 2.3×10-3

[H+][OH-]=1.0×10-14

lecturer_avatar

次に、水のイオン積を利用して、 [H+] を求めます。
 [H+][OH-]=1.0×10-14
 [H+]×2.3×10-3=1.0×10-14
 [H+]= 2.3-1×10-11

pH=-log10[H+]

lecturer_avatar

ここまできたら、あとは、 pH を計算するだけです。
 pH=-log10(2.3-1×10-11)
  =-(log102.3-1+log1010-11)
  =-(-0.36-11)
  =11.36
  ≒ 11.4

lecturer_avatar

よって、答えは、 11.4 です。

高校化学 化学反応の速さと平衡18 ポイント2 答えあり

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

弱塩基のpHの計算
24
友達にシェアしよう!
  • 学校で使っている教科書にあわせて勉強できる

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      この授業のポイント・問題を確認しよう

      化学反応の速さと平衡

          会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
          ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
          こちらをご覧ください。

          水溶液中の化学平衡

              会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
              ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
              こちらをご覧ください。

              高校化学