高校化学基礎

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5分でわかる!中和の計算

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この動画の要点まとめ

ポイント

中和の計算

高校 理科 化学基礎 物質の変化31 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「中和の計算」です。

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前回は中和に関する公式について、学習してきましたね。
酸について、価数をa、濃度をc mol/L、体積をV mLとします。
同様に、塩基についても、価数をa’、濃度をc’ mol/L、体積をV’ mLとします。
その場合、次のような公式が成り立ちます。
  acV/1000=a’c’V’/1000

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今回は、この公式の使い方を学習していきましょう。

高校 理科 化学基礎 物質の変化31 ポイント2 答えなし

中和の計算では、問題文の情報を整理してから、acV/1000=a’c’V’/1000に代入

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中和の計算において大事なのは、問題文からわかる情報を整理することです。
まず、この問題は、 H2SO4NaOH の中和ですね。

高校 理科 化学基礎 物質の変化31 ポイント2 答えなし

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H2SO4の情報から整理しましょう。
H2SO4については、濃度は 0.01mol/L 、体積は V mL となっていますね。
それでは、価数はどうでしょうか?
1つのH2SO4から2つのH+が出てきますよね。
つまり、H2SO4の価数は 2 です。

高校 理科 化学基礎 物質の変化31 ポイント2 答えなし

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続いて、NaOHの情報を整理します。
濃度は 0.01mol/L 、体積は 20mL ですね。
1つのNaOHから1つのOH-が出てくるので、価数は 1 です。

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ここまでわかったら、次の公式に代入してみましょう。
  acV/1000=a’c’V’/1000
 2×0.01×V/1000=1×0.01×20/1000
 V=10
よって、答えは、 10mL です。

高校 理科 化学基礎 物質の変化31 ポイント2 答え全部

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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