高校化学基礎
5分で解ける!化学反応と過不足の計算に関する問題
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練習の解説授業
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(1)は、 化学反応式 を書く問題です。
マグネシウムと塩酸の化学反応式は以下のようになります。
Mg+2HCl→MgCl2+H2
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(2)は、物質の 過不足 に関する問題です。
問題文から原子量24のマグネシウムが24g存在するということがわかっています。
つまり、マグネシウムは1mol存在しているわけですね。
一方、塩酸は 「十分な量」 と書かれていますね。
ということは、 マグネシウムはすべて反応した ことになります。
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ですからこの場合は、係数の比の通りに、H2も1mol発生します。
よって、答えは、 1mol です。
![高校 理科 化学基礎 物質の変化15 練習(1)(2) 答えあり](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che_bas/2_3_15_3/k_sci_che_bas_2_3_15_3_image03.png)
化学反応において過不足がある場合、「不足する方」の物質を基準にする
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(3)は、(2)とよく似た問題ですね。
どこが違っているかわかりますか?
(2)は十分な量の塩酸が 存在していましたが、 (3)では塩酸は1molだけ しかありません。
よって、この問題は、過不足について考える必要があります。
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さて、今回不足するのは、MgとHClのどちらでしょうか?
MgとHClは1:2の比で反応します。
しかし、物質量は、どちらも1molですね。
つまり、 不足するのはHCl です。
HClがちょうど1mol発生するということは、H2は0.5mol生成します。
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標準状態において、多くの気体の体積は、1molあたり22.4Lでしたね。
0.5molの体積は、11.2Lとなります。
したがって、答えは 11.2L です。
![高校 理科 化学基礎 物質の変化15 練習(3) 答えあり](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_che_bas/2_3_15_3/k_sci_che_bas_2_3_15_3_image05.png)
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練習問題を解いていきましょう。