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5分でわかる!発電量のうちわけと発電エネルギー源

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この動画の要点まとめ

ポイント

現在の日本は火力発電が中心

中学地理44 ポイント3 答え入り

これでわかる!
ポイントの解説授業
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3つ目のポイントは、「発電量のうちわけと発電エネルギー源の変化」です。
日本では火力発電がさかんだという話をしましたが、世界の他の国ではどのような発電が主流なのでしょうか?
こちらを見てください。

中学地理44 ポイント3 左のグラフのみ表示

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2012年のデータをもとに、各国の発電量のうちわけを示したグラフです。

日本とロシアは火力発電が中心

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一番下の日本のグラフを見てください。 火力発電が8割以上を占めていますね。 現在の日本では火力発電が中心なのです。
一方で 原子力発電 はわずかしか行われていません。2011年の東日本大震災を受けて、原子力発電の割合が低下したのです。

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一番上はロシアのグラフです。
ロシアも 火力発電が多い ですね。
グラフの問題がでたら、 日本の次に火力発電が多いのがロシア だと考えてください。

中学地理44 ポイント3 左のグラフのみ表示

カナダは水力発電、フランスは原子力発電が中心

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カナダのグラフを見てください。 水力発電 が50%以上を占めていますね。
カナダは水力発電が多いと覚えておきましょう。

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フランスのグラフを見てください。 原子力発電 が70%以上を占めていますね。
原子力発電が多いグラフがでてきたら、フランスだと判断できるようにしましょう。

中学地理44 ポイント3 左のグラフのみ表示

日本の発電割合の変化 水力発電や原子力発電の変化に注目しよう!

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次に、日本の発電割合の変化を見ていきます。
こちらを見てください。

中学地理44 ポイント3 右のグラフのみ

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1965年には 火力発電と水力発電 が中心でした。
1980年には 原子力発電 が登場し、2000年には総発電量の34%を原子力発電が占めるようになります。
1970年代の石油危機の影響で、2000年には火力発電の割合が下がっています。
2011年の東日本大震災の影響で、2013年のグラフでは原子力発電の割合がかなり減っています。

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水力発電の割合はどんどん減っていき、原子力発電の割合は2000年から2013年にかけて一気に減少していますね。
グラフを古い順に並び替える問題がテストに出たら、水力や原子力の割合に注目して解くようにしましょう。

2つの環境問題 地球温暖化とオゾン層の破壊

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最後に環境問題を2つ紹介します。
こちらを見てください。

中学地理44 ポイント3 下の2行のみ、答え入り

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1つ目は 地球温暖化 です。
二酸化炭素などの 温室効果ガス の増加が主な原因とされています。

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2つ目は オゾン層 の破壊です。
有害な紫外線を吸収し、地球上の生物を保護する オゾン層 が破壊されているという問題が起こっています。
オゾン層を破壊する原因とされている フロンガス というガスは、製造が禁止されるようになりました。

中学地理44 ポイント3 答え入り

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発電の割合と環境問題について学習しました。
ロシアは火力、カナダは水力、フランスは原子力発電がさかんです。
日本は現在火力発電が中心で、水力発電や原子力発電の割合は特徴的な変化をしていましたね。
それぞれしっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

松本 亘正 先生

歴史や地理を暗記科目ととらえず、感動と発見がふんだんに盛り込まれたストーリーで展開して魅了。 ときにクスリと笑わせる軽妙な語り口にも定評があり、「勉強ってこんなに楽しかったの!?」と心動かされる子供たちが多数。

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