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5分で解ける!化学変化と質量の計算に関する問題

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この動画の問題と解説

練習

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中2 理科化学13 練習答えなし

解説

これでわかる!
練習の解説授業
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金属の酸化と質量の変化について、練習問題をやっていきます。
図のような実験道具を用いて銅とマグネシウムを加熱し、その加熱した金属の質量をはかります。
加熱と測定を繰り返していき、その結果を表に示しました。
試しに銅について、表を読み取ってみましょう。
銅は初め、1.00[g]でした。
これを1回加熱したら1.19[g]に、2回加熱したら1.21[g]に、3回加熱したら1.22[g]、4回加熱したら1.23[g]、5回加熱したら1.23[g]になりました。
このように表から読み取って、問題を解いていきましょう。

金属が酸化されると、くっついた酸素の分だけ質量が増える

中2 理科化学13 練習(1)(2)答えなし

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(1)は、銅とマグネシウムが熱せられて何に変化したかという問題です。
銅とマグネシウムは加熱されて、と酸素がくっついていきます。
銅は酸素がくっついて 酸化銅 に、マグネシウムは酸素がくっついて 酸化マグネシウム になりました。

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(2)は、銅やマグネシウムは加熱していくと、質量が増えるのはなぜか答える問題です。
金属を加熱するときには、酸素がくっついた分、質量が増えているのでしたね。
答えは 「酸素がくっついたから」 となります。

くっついた酸素の質量=酸化によって増えた質量

中2 理科化学13 練習答えなし

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(3)は、4回加熱したとき、銅とマグネシウムに化合した気体、つまり酸素はそれぞれ何[g]かという問題です。
まず、銅について、表を読み取っていきましょう。
銅の質量は元々1.00[g]でしたが、4回熱した後には1.23[g]になっていますね。
なぜこれだけ質量が増えたのかというと、酸素がくっついたからでしたね。
つまり、くっついた酸素の量は、質量が増えた分だとわかります。
よって、銅にくっついた酸素の量は
1.23-1.00= 0.23[g]
となります。

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次に、マグネシウムも同様に考えます。
マグネシウムは元々1.00[g]でしたが、4回熱した後には1.64[g]になりました。
この増えた分がくっついた酸素の量でしたね。
よって、くっついた酸素の量は
1.64 - 1.00 = 0.64[g]
となります。

金属にくっつく酸素の量には限界がある

中2 理科化学13(4) 練習答えなし

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(4)は、なぜ4回目以降で質量が増えないのかを答える問題です。
表を見てみると、4回加熱したあとの銅の質量は、1.23[g]、5回加熱したあとの質量も確かに1.23[g]ですね。
マグネシウムについても同じように、増えていません。
つまり、4回目以降は、金属に酸素がくっついていないわけですね。
したがって、答えは 「すべての金属に酸素がくっつききったから」 となります。

中2 理科化学13 練習答えあり
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化学変化と質量の計算
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