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5分でわかる!神経系の分類

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この動画の要点まとめ

ポイント

神経系の分類

高校 生物 動物生理11 ポイント2 すべてうめる

これでわかる!
ポイントの解説授業
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神経系の分類について見ていきましょう。

神経系は散在神経系と集中神経系に大別される

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神経系は、大きく2つに分けられます。散在神経系集中神経系です。
どちらの神経系にも、神経の細胞であるニューロンが見られます。

高校 生物 動物生理11 ポイント2 図・すべてうめる
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散在神経系とは、神経細胞が全体に点在している神経系です。
一方、集中神経系とは、神経組織(神経細胞の塊)が体内に存在する神経系です。

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ほとんどの動物が神経細胞をもっていますが、その分布はさまざまなのですね。

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散在神経系と集中神経系について、具体的な生物例を見ていきましょう。

散在神経系をもつヒドラ

高校 生物 動物生理11 ポイント2 図のヒドラのみ

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散在神経系をもつ生物の例としては、刺胞動物のヒドラがあげられます。
図では、ヒドラの断面図に、神経だけが強調されて描かれています。
丸い点で描かれた神経細胞が、体の全体に点在していますね。
また、神経細胞が点在しているだけでなく、神経細胞と神経細胞が、神経繊維という構造でつながっています。

集中神経系は3種類ある

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一方、集中神経系は、神経の塊がどこに位置しているかで3種類に分けられます。
管状神経系はしご形神経系かご形神経系です。

高校 生物 動物生理11 ポイント2 図のヒドラ以外
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管状神経系をもつ生物の例としては、脊椎動物のカエルがあげられます。
脳や脊髄など、縦方向の体軸に沿って太い神経の管が見られますね。

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はしご形神経系をもつ生物の例としては、節足動物のバッタがあげられます。
一般に、昆虫は、体が体節という節で区分されています。
このような生物では、脳だけでなく、節ごとに左右に一対ずつ神経の塊が位置しています
また、はしごのように、それらの神経どうしが太い神経でつながっていることが特徴です。

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かご形神経系をもつ生物の例としては、扁形動物のプラナリアがあげられます。
神経の塊は、頭部に集中していますね。
また、体全体に神経繊維が伸びていることが特徴です。

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神経系のさまざまな種類とその生物例をおさえましょう。

高校 生物 動物生理11 ポイント2 すべてうめる

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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