5分でわかる!受容できる刺激の範囲
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この動画の要点まとめ
ポイント
ヒトは20~20000Hzの音を受容
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動物は音や光を受容することができます。
しかし、受容できる音や光の範囲は、動物によって異なるのです。
次の図は、ヒトとイルカが受容できる音の範囲を示したものです。
横軸は音の振動数です。
![高校 生物 動物生理1 ポイント3 上図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_1_1_3/k_sci_bio_8_1_1_3_image02.png)
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ヒトが受容できる音の振動数は、20~20000Hz です。
蚊の羽音が約20000Hzといわれています。
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日常の中には、20Hz以下の音や20000Hz以上の音もあります。
しかし、ヒトはそのような音を認識することができないのです。
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なお、ヒトが受容できる音の範囲には個人差があります。
ちなみに、年を取ると、音が聞こえにくくなることがあります。
これは、受容できる音の範囲が狭くなっているために起こることなのです。
![高校 生物 動物生理1 ポイント3 上図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_1_1_3/k_sci_bio_8_1_1_3_image02.png)
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イルカが受容できる音の振動数は、150~150000Hz です。
イルカは、ヒトが受容できる20Hzあたりの音を認識することはできません。
しかし、イルカは、150000Hzもの高振動数の音を受容することができます。
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ちなみに、ヒトの耳に150000Hzの音が入ったとしても、認識することはできません。
このような音を超音波といいます。
ヒトとイルカでは、認識できる音の範囲が異なることを押さえておきましょう。
ヒトは400~720nmの光を受容
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次に、ヒトとミツバチが受容できる光の範囲を見ていきましょう。
図の横軸は光の波長です。
![高校 生物 動物生理1 ポイント3 下図](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/8_1_1_3/k_sci_bio_8_1_1_3_image03.png)
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ヒトが受容できる光の波長は、400~720nmです。
400nm付近の光は紫色、700nm付近の光は赤色と認識されます。
この範囲外の波長の光は、ヒトの眼に入っても色として認識されません。
400nmより短い波長の光を紫外線、720nmより長い波長の光を赤外線といいます。
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ミツバチが受容できる光の波長は、300~650nmです。
ミツバチは、ヒトが受容できる720nmあたりの光を認識することはできません。
しかし、300nmの短波長の光を受容することができます。
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ヒトとミツバチでは、認識できる光の範囲が異なるのですね。
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受容できる刺激の範囲について見ていきましょう。