高校古文
5分で解ける!「べし」の活用と接続に関する問題
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練習の解説授業
「べし」の活用
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「べし」の活用は形容詞型で右側が「(べく)・べく・べし・べき・べけれ・〇」、左側が「べから・べかり・〇・べかる・〇・〇」。左側の活用を使うのは「べし」に助動詞が続くときだよ。
このポイントをおさえて問題を解こう。
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(1)財多しとて頼む(べし)ず。
「ず」は未然形にくっつき、助動詞なので、左側の活用を使うよ。正解は未然形にして「べから」。
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(2)黒き雲にはかに出で来ぬ。風吹きぬ(べし)。
句点の上なので、正解は終止形にして「べし」。
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(3)思ひ慰む(べし)世なし。
「世」は体言なので、正解は連体形にして「べき」。
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(4)前の世の宿世といふものある(べし)めれば、~。
「めり」は終止形、ただしラ変型には連体形にくっつく。助動詞なので左側の活用を使うよ。左側の活用はラ変型なので、正解は連体形にして「べかる」
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(5)仰せごとをばかなへむとこそ思ふ(べし)。
係助詞「こそ」があるので、正解は已然形にして「べけれ」
答え
![高校古文 3章10 練習1 答え有](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/jap_cla/3_0_10_3/k_jap_cla_3_0_10_3_image02.png)
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練習問題1。「べし」を適当な活用形にしよう。