高校世界史B

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5分で解ける!明・清の文化(1)に関する問題

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高校世界史 明・清の時代6 練習 括弧空欄

解説

これでわかる!
練習の解説授業
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今回は明・清の文化(1)ということで、国家編纂事業と儒学の発達についての学習でした。
内容をおさらいしていきましょう。

国が思想を統一するための手段

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まず、思想統制のために明・清の時代に行われた国家編纂事業について確認していきましょう。

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明代の編纂事業は4つ紹介しました。そのうち 儒教解釈を固定化 することになった、 四書の注釈書 として編纂されたのが『 四書大全 』です。以降の科挙試験では、この解釈のみが正統とされました。

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清代の編纂事業は3つ紹介しましたね。そのうち、康熙帝~雍正帝の時代に編纂された 中国最大の類書(百科事典) が『 古今図書集成 』です。そして、乾隆帝の時代に編纂された 中国最大の叢書 が『 四庫全書 』です。『四庫全書』の編纂には 禁書の捜索という側面もありました。

儒教の発達

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続いて、明・清代の儒教の発達について確認していきましょう。

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明の時代には、儒教の中でも 朱子学 がすでに官学化されていました。ポイント2では、この朱子学に対抗する考え方を2つ紹介しました。そのうち明代に登場し、 王守仁(王陽明) が説いたのが 陽明学 です。陽明学の特徴として、人間の心を重視する「 心即理 」や、 良知と行動との一体化 を説く「 知行合一 」といった考え方が挙げられます。

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朱子学に反対するもう1つの考え方で、清の時代に登場するのが 考証学 です。考証学は、実証性・客観性を重視し、 儒教の古典を丹念に読み解くことを提唱しました。 代表的な研究者として、明末~清初の 黄宗羲 (こうそうぎ)や 顧炎武 (こえんぶ)、清半ばの 銭大昕 (せんたいきん)をおさえておきましょう。

答え
高校世界史 明・清の時代6 練習
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明・清の文化(1)
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