高校生物基礎

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5分でわかる!発熱の促進

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この動画の要点まとめ

ポイント

発熱の促進

高校 生物基礎 体内環境の維持46 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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体温が低下したとき、われわれの体はどのようにして調節するのでしょうか。
手段は 「発熱の促進」「放熱の減少」 の2つがあります。まずは「発熱の促進」から詳しく解説していきます。

発熱の伝達は「ホルモン系」と「神経系」の2つ

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体温調節は、間脳の 視床下部寒冷刺激認識 することからスタートします。

高校 生物基礎 体内環境の維持46 ポイント2 図
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視床下部は体温の低下を防ごうと、発熱の指令を体に伝えます。指令系統は 「ホルモン系」「神経系」 の2つ。まずは図の左側、「ホルモン系」に注目していきましょう。

チロキシンと糖質コルチコイドが、骨格筋や肝臓に作用

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寒冷刺激を感知した視床下部は、脳の下にある 下垂体前葉 に放出ホルモンを分泌します。すると、下垂体前葉からは図のように 甲状腺刺激ホルモン副腎皮質刺激ホルモン が分泌されます。

高校 生物基礎 体内環境の維持46 ポイント2 図
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刺激ホルモンの作用を受けた甲状腺と副腎は、それぞれ チロキシン糖質コルチコイド を分泌し、これらのホルモンが 骨格筋肝臓 に作用して代謝を上げ、発熱するのです。

ホルモンと交感神経で、心臓を拍動を促進

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寒冷刺激を感知した視床下部からの指令は、 交感神経 によっても伝えられます。 寒いと、交感神経が優位になる というのは重要ですよ。図の右側をみてください。

高校 生物基礎 体内環境の維持46 ポイント2 図
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交感神経は 副腎 につながっており、 副腎髄質 を刺激することで アドレナリン を分泌させます。すると、アドレナリンが 心臓 に作用して 拍動促進 されます。体温を上昇させる調節は、3つのホルモンが働くのですね。

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一方、 交感神経 は直接、 心臓 に作用して 拍動促進 します。3つのホルモンだけでなく、神経も直接働きかけるのですね。

高校 生物基礎 体内環境の維持46 ポイント2
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まとめると、体温を上げるときに働くホルモンは3つ。 チロキシン糖質コルチコイドアドレナリン で、それぞれ 骨格筋肝臓心臓 に作用します。ホルモンとは別に 交感神経 による刺激は、 心臓 に伝えられ、拍動を促進します。整理しておさえておきましょう。

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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