高校生物基礎
5分でわかる!発熱の抑制と放熱の増加
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- ポイント
- 練習
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この動画の要点まとめ
ポイント
発熱の抑制と放熱の増加
これでわかる!
ポイントの解説授業
肝臓と心臓の活動を抑制する
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体温が上がりすぎたときには、低下させる必要がありますね。体温を低下させる手段は「発熱の抑制」と「放熱の増加」の2つありますが、いずれも 自律神経による制御 で行われている点が重要です。
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まずは下図の左側2つ、「発熱の抑制」からみていきましょう。
![高校 生物基礎 体内環境の維持47 ポイント1 図のみ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio_bas/3_5_47_1/k_sci_bio_bas_3_5_47_1_image02.png)
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体温調節は、間脳の 視床下部 が 温熱刺激 を 認識 することからスタートします。視床下部によって 副交感神経 が優位になると、 肝臓 と 心臓 に刺激が伝わります。すると、肝臓は 代謝を抑制 し、心臓は 拍動を抑制 することで、発熱をおさえるのです。
たくさん汗をかいて熱を逃がす
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体温を下げる調節には、「放熱の増加」もあります。図の一番右の流れをみていきます。
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温熱刺激を受けた視床下部が、今度は 交感神経 を刺激しています。この交感神経は 汗腺 につながり、 発汗を促進 させます。汗がたくさん出ると、体は熱を奪われます。汗が気化するときに熱を使うからです。
![高校 生物基礎 体内環境の維持47 ポイント1](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio_bas/3_5_47_1/k_sci_bio_bas_3_5_47_1_image01.png)
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恒常性 の維持には体温を一定の範囲内におさめる調節が欠かせません。これまで体温が低下したときの調節をみてきましたが、今回は 体温が上昇したときの調節 を解説します。