高校化学
5分でわかる!イソプレン
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この動画の要点まとめ
ポイント
天然ゴム
これでわかる!
ポイントの解説授業
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みなさんは、日常生活の中で、色々なゴムを使っていますね。
輪ゴムやタイヤなど、様々な性質をもつものがあります。
今回は、ゴムの種類に注目していきましょう。
天然ゴムは、ゴムの木の樹液からつくる
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まず、みなさんは、ゴムの原料がどんなものか、知っていますか?
実は、ゴムの原料は、次の図のような樹木の樹液なのです。
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このようなゴムの木の樹皮に傷をつけると、ラテックスと呼ばれる白い乳液が得られます。
これに酢酸などを加えて凝固させ、乾燥させます。
こうしてできた物質を、天然ゴム(生ゴム) といいます。
合成ゴムは、天然ゴムの構造をまねして作られたもの
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このようにしてつくられた天然ゴムは、強度や弾力に問題があることが多く、そのままでは利用しにくい物質です。
そこで、天然ゴムに似た構造の物質を、人工的に合成する方法が開発されました。
このようにしてできたゴムを、合成ゴムといいます。
私たちが普段使っているゴムは、ほぼ合成ゴムなのです。
ラテックスから天然ゴムをつくる
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続いて、天然ゴムについて、詳しく見ていきましょう。
ゴムの木から得られる天然ゴムの材料を、ラテックスといいます。
ラテックスに酢酸などを加えて凝固・乾燥させると、天然ゴムが得られるのです。
天然ゴムの正体はポリイソプレン
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天然ゴムの作り方はわかりましたが、その構造はどのようになっているのでしょうか?
実は、天然ゴムを、空気を除いた状態で加熱すると、熱分解が起こります。
この操作を乾留といい、イソプレンという物質が大量に得られます。
そして、このイソプレンを付加重合させると、ポリイソプレンというものが得られます。
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つまり、イソプレンが重合したポリイソプレンこそが天然ゴムの正体だったのです。
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今回のテーマは、「天然ゴム」です。