高校化学

高校化学
5分で解ける!高分子化合物(テスト7、第1問)に関する問題

6

5分で解ける!高分子化合物(テスト7、第1問)に関する問題

6
トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

この動画の問題と解説

問題

一緒に解いてみよう
演習1

高校 化学 6章 3節 44 1 答えなし

解説

これでわかる!
問題の解説授業
lecturer_avatar

今回は、確認テストです。
実際に問題を解きながら、これまでの内容を復習しましょう。

lecturer_avatar

演習1は、合成繊維に関する問題です。

高校 化学 6章 3節 44 1

ナイロンの種類については、単量体の炭素の数に注目

lecturer_avatar

(1)は、ア~ウの物質からできる合成繊維を答える問題です。

lecturer_avatar

ア ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸
ヘキサメチレンジアミンは H2N-(CH2)6-NH2 、アジピン酸は HOOC-(CH2)4-COOH という構造です。
ポイントは、どちらも炭素数が6個だということです。
ナイロン66とは、「炭素数6の物質が2種類重合したもの」というような意味でしたね。
答えは、ナイロン66です。

lecturer_avatar

イ ε-カプロラクタム
ε-カプロラクタムは環状構造の化合物で、その炭素数は6です。
開環重合によって、ナイロン6を得ることができるのでしたね。

カルボン酸とアルコールによるエステル結合

lecturer_avatar

ウ テレフタル酸とエチレングリコール
これは、カルボン酸(テレフタル酸)とアルコール(エチレングリコール)の反応ですね。
出来上がるのは、エステル結合COOですね。
今回の物質からできるのは、ポリエチレンテレフタラート(PET) でしたね。

アミド結合ならポリアミド系合成繊維、エステル結合ならポリエステル系合成繊維

lecturer_avatar

(2)です。
(1)から、それぞれの場合にできる合成繊維の種類がわかりましたね。
次に、合成繊維の種類に注目しましょう。

lecturer_avatar

ウは、多数のエステル結合COOによってできる合成繊維です。
このようなものを、ポリエステル系合成繊維といいました。

lecturer_avatar

これに対して、アとイは、多数のアミド結合CONHによってつながっています。
このようなものを、ポリアミド系合成繊維といいました。
よって、答えは、ア・イとなります。

高校 化学 6章 3節 44 1 答えあり
トライのオンライン個別指導塾
高分子化合物(テスト7、第1問)
6
友達にシェアしよう!
トライのオンライン個別指導塾

この授業のポイント・問題を確認しよう

高分子化合物

      会員登録をクリックまたはタップすると、利用規約・プライバシーポリシーに同意したものとみなします。
      ご利用のメールサービスで @try-it.jp からのメールの受信を許可して下さい。詳しくは
      こちらをご覧ください。

      合成高分子化合物

      トライのオンライン個別指導塾トライのオンライン個別指導塾

      高校化学