5分でわかる!元素分析と成分元素の質量
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この動画の要点まとめ
ポイント
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前回は、試料に含まれる元素の質量を調べる方法について学習しました。
試料を燃焼させることで、生成した二酸化炭素や水の質量を調べるのでしたね。
次に、実際の計算方法を見ていきましょう。
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まずは、実験結果の確認です。
質量 x[g] の試料を完全燃焼させました。
その結果、塩化カルシウム管の質量がy[g]、ソーダ石灰管の質量がz[g]増えています。
つまり、H2Oがy[g]、CO2がz[g]発生したことがわかります。
それでは、計算に入っていきましょう。
H2Oの質量のうち、Hの質量は2/18
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まずは、Hに注目しましょう。
Hは、H2Oの中に含まれています。
そして、H2Oの分子量18に対し、Hの原子量は1です。
H2Oの中にHは2つあるので、Hの質量は、H2Oの質量の2/18になりますよね。
よって、試料中のHの質量wH[g]は、次のようになります。
wH=y×2/18[g]
CO2の質量のうち、Oの質量は12/44
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次に注目するのは、Cです。
Cは、CO2の中に含まれています。
CO2の分子量44に対して、Cの原子量は12です。
よって、Cの質量はCO2の質量の12/44になりますね。
試料中のCの質量wC[g]は、次のようになります。
wC=z×12/44=[g]
試料中のOの質量は、全体からCの質量とHの質量を引いて求める
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ここまでで試料中のCとHの質量を求めることができました。
そもそも試料は、CとHとOのみからなっていましたね。
ということは、試料の質量から、CとHの質量を引くと、Oの質量がわかります。
wO=x-wH-wC[g]
質量比を原子の個数の比に直す
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ここまでで、wC、wH、wOの値をそれぞれ得ることができました。
最終的に求めたいのは、質量の比ではなく、原子の数の比です。
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3つの元素の質量をそれぞれの原子量で割れば、簡単に変換できますね
C:H:O=wC/12:wH/1.0:wO/16
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原子の数の比を求めるための流れをしっかりと覚えておきましょう。
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今回のテーマは、「元素分析と成分元素の質量」です。