高校物理

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5分でわかる!剛体

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この動画の要点まとめ

ポイント

剛体

高校物理 運動と力36 全て

これでわかる!
ポイントの解説授業
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物体にはたらく力のつりあいを考えるとき、これまでは物体の大きさを無視して考えてきました。では、物体の大きさが無視できないときは、力のつりあいをどう考えていけばいいのでしょうか?

剛体=変形しない、大きさがある物体

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まずは、大きさが無視できない物体とはどんなものかイメージをつけておきましょう。図を見てください。

高校物理 運動と力36 指で剛体を押す図

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物体の両側から力を加えていますが、物体は凹んだりしていませんね。このような 力を加えても変形しない かつ 大きさがある 、2つの条件を満たす物体のことを 剛体 と呼びます。

剛体は「回転する」場合がある

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剛体は力を加えても「変形しない」ことから、硬い物体がイメージできますね。もう一つの条件である「大きさがある」というのも、重要なポイントです。

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物体に「大きさがある」とき、物体に力を加えると 回転をする場合 があるのです。先ほどの図をもう一度見てください。仮に、左側から押している指を下にずらし、右側からおしている指を上にずらすとどうなりますか?

高校物理 運動と力36 すべて

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物体が反時計まわりに回転することが想像できますよね? 大きさがない小さな物体では、両側から同じ大きさの力を加えると、力がつり合い、静止します。回転はしません。でも、物体に大きさがあるときは、同じ力を加えても回転する場合があるのです。

この授業の先生

鈴木 誠治 先生

知識ゼロからでもわかるようにと、イラストや図をふんだんに使い、難解な物理を徹底的にわかりやすく解きほぐして伝える。

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