5分でわかる!be+to 動詞
![高校英語文法](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_english_grammar-f0ccb0f073a38dc40856d55880557bc06108d679557aac90063ab36ef3141995.png)
- ポイント
- 練習
- チャレンジ
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
「be+to 動詞」の基本の意味をつかもう!
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
be+to 動詞の原形 は、主に訳で問われるパターンだよ。
色々な訳し方があるけれど、基本の意味をしっかり押さえて、文脈に合わせて使い分けていこう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
次の例題を通して考えていこう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
(1)も(2)も、日本文と見比べると、この英文で意味が大体できあがってしまっている感じがするね。
ただ、下線の後ろの 動詞の形に注目 してみよう。
(2)は特にわかりやすいけれど、下線の後ろがbe、つまり 動詞の原形 になっているね。
動詞の原形を直後にとれるのは、助動詞かtoのどちらかだけだよ。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
ここではどちらも、下線に to が入るよ。
are to や、 is to という形に違和感をもった人もいるかもしれないけれど、この形が今回のポイントなんだ。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
S+be+to 動詞の原形 で、「 Sは~することになっている 」という意味を表すよ。
このパターンでは、toで始まるカタマリ自体が、かなり重要なものとして置かれているんだ。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
be+to 動詞の原型 の意味は、「予定」「運命」「可能」「意思」「目的」「義務」「命令」などがあるんだけど、大事なのは、どれも「 Sは~することになっている 」という意味が基本になっていること。
基本の意味をおさえて、文脈によって使い分けていこう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
例題を通して、具体的に見ていくよ。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
(1)(2)は、下線の後ろがそれぞれ、meet、beという 動詞の原形 が来ているから、下線にはどちらも to を置くよ。
S+be+to 動詞の原形 は「 Sは~することになっている 」という、「 予定 」のニュアンスで訳すのを基本に考えよう。
基本をふまえて、文脈に合わせて訳を工夫してあげれば良いよ。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
We are to meet at five.は、
「私たちは5時に 会うことになっている 」
The party is to be held tomorrow.は、
「パーティーは明日 行われる予定です 」だね。
今回はどちらも、そのまま「予定」の訳でしっくりくるね。
![不定詞15の例題(1)答え入り アイコンなし](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/4_0_8_1/k_eng_gra_4_0_8_1_image05.png)
![不定詞15の例題(2)答え入り アイコンなし](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/4_0_8_1/k_eng_gra_4_0_8_1_image06.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
次に、(3)(4)を見てみよう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
(3)(4)どちらも、下線の直後に動詞の原形leaveやpassがきていることに注目しよう。だからここは、両方ともtoが入るね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
S+be+to+不定詞 のカタマリは、オマケではなく、意味の中心になるよ。
訳し方は、全部のパターンを覚えても良いけれど、「 Sは~することになっている 」という「 予定 」の意味を基本として、文脈に合わせて工夫しよう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
日本文を見てみると、(3)は「去る べき だ」という「 義務 」、
(4)は「合格する つもり 」という「 意思 」の意味で訳しているね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
どちらも、基本である「 予定 」の意味のまま、「去る ことになっている 」や「合格 することになっている 」と訳しても、意味は通じるよ。
でも、より自然な訳になるように、それぞれ文脈に合わせて訳をほぐしているんだ。
![不定詞15の例題(3)答え入り アイコンなし](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/4_0_8_1/k_eng_gra_4_0_8_1_image08.png)
![不定詞15の例題(4)答え入り アイコンなし](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/4_0_8_1/k_eng_gra_4_0_8_1_image09.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
続いて、(5)(6)を見てみよう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
(5)(6)も、下線の後ろがbeやreturnという動詞の原形になっているから、toを下線に補おう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
(5)は、 wasn't to be foundが「見当た らなかった 」、
つまり「 できなかった 」という、 可能+否定 の意味で訳されているね。
助動詞を使って、表すこともできるけれど、 S+be+to+動詞の原形 、の形を使ったほうが重みが出るんだ。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
(6)は「帰れない 運命だった 」と「 運命 」の意味で訳しているね。
基本の「予定」の意味で、「帰る予定ではなかった」と訳しても意味は通じるよ。
ただ、never「二度と」とあるし、「運命」と訳したほうが重みが出て自然な訳になるね。
![不定詞15の例題(5)答え入り アイコンなし](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/4_0_8_1/k_eng_gra_4_0_8_1_image11.png)
![不定詞15の例題(6)答え入り アイコンなし](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/eng_gra/4_0_8_1/k_eng_gra_4_0_8_1_image12.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/kimura.png)
S+be+to+動詞の原形 の形は、「 Sは~することになっている 」という意味を基本として押さえておこう。
これまでは「オマケ」として付け足していた不定詞だけれど、この形で使われているときには、意味の中心になるよ。その分、 文脈に合わせて訳を工夫 をしてあげよう。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
今回のテーマは 「be+to 動詞」 についてです。