5分でわかる!by以外の前置詞を使う受動態
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この動画の要点まとめ
ポイント
by以外の前置詞を使う受動態は、熟語として覚えよう!
(1)は「知られている」、(2)は「覆われている」となっているよね。
どちらも「~される」だから、受動態を使うことはわかるかな。
今回は、受動態の後に、(1)は「学校中に」、(2)は「ほこりで」という言葉を繋げるんだ。
一体どうすればいいのか、わかるかな?
今までは受動態の後ろにbyという前置詞をつけて「~によって」と表したよね。
でも実は、今回の(1)や(2)には、by以外の前置詞を使うんだ。
まとめてポイントで見てみよう!
実は、 「~に知られている」や「~でおおわれている」と言いたいときは、
byではなく、それぞれto、withという前置詞を使う んだ。
このような、 by以外の前置詞を使う受動態は、決まった表現なので熟語として覚えてしまおう。
じゃあ、実際に例題に戻って解いてみよう。
「~に知られている」はbe known to、「~でおおわれている」はbe covered with
まず、下線の後のeveryone in our schoolは、「学校の中にいる人みんな」だから、
言いかえて「学校中に」という日本語になっているんだ。
(1)「彼の名前は学校中に知られている。」は「知られている」だから、受動態を使うよね。
「~に知られている」はbe known toで表す んだったね。
現在形なので、 is known to を入れるのが正解!
まず、deskは「机」、dustは「ほこり」という意味です。
(2)「その机はほこりでおおわれていた。」も「おおわれていた」だから受動態を使うよね。
そして、 「~におおわれている」はbe covered withを使う んだったね。
主語がThe deskで過去の話なので、be動詞wasを使って、
was covered with を入れよう!
「~と結婚する」はbe married to、「~を着ている」はbe dressed in
続いて、例題の(3)(4)を見てみよう。
(3)は「結婚する」、(4)は「着ている」となっているよね。
実は、この2つも、by以外の前置詞を使った受動態を使う表現なんだ。
「~と結婚する」はbe married to、「~を着ている」はbe dressed inという受動態で表現する ことができるんだ。
どちらも 日本語だと「~する」という能動態を使うように思うけれど、受動態を使う表現 なんだ。
それぞれ、前置詞がbyではなく、toやinを使っていることに注意して、 熟語として覚えてしまおう。
なぜこんな表現を使うのか、ちょっと補足するね。
元々marryはmarry A to Bで「AをBにお嫁に出す」という意味なんだ。
だから、受動態のA is married to Bで「(Aが)Bにお嫁に行く」、つまり「~と結婚する」という意味になるんだね。
dressも、元々はdress A in Bで「AをBという衣装に着させる」という意味。「衣装の中にいる」という意味なので、inを使うんだね。
受動態のA is dressed in Bにすることで、「AがBという衣装を着させられる」、つまり「~を着る」という意味になったんだ。
実際に、例題で確認してみよう。
まず単語は、famousは「有名な」、football playerは「サッカー選手」という意味。
今回は、 「~と結婚する」なので、be married toを使おう。
既に「be」が下線の前にあるから、
下線には married to を入れるのが正解!
ちなみに、「~と結婚する」と言うときには、受動態を使わず「marry 人」だけでも表現できるよ。
ただし、今回の(3)は下線の前にbeがついているから、受動態のbe married toしか使えないよ。
今回の 「着ている」は、be dressed inという受動態で表現する んだったね。
主語がNancyで現在形だから、be動詞isを使って、
is dressed in が正解!
今回のテーマは by以外の前置詞を使う受動態 についてです。
次の例題を通して考えていこう。例題は、こちら。