リトマス紙の色の変化から、水溶液の種類を見破る問題です。
A～Cは、食塩水、うすい塩酸、うすい水酸化ナトリウム水溶液のうちどれにあてはまるでしょうか？

Aをリトマス紙につけると、 青色のリトマス紙が「赤色」に変化した とありますね。
これは 酸性 の特徴でした。
酸性の水溶液は 塩酸 だけですから、Aは（うすい）塩酸となります。

Cをリトマス紙につけても、青色、赤色ともに変化しなかったとあります。
つまりCは 中性 とわかり、残ったBが アルカリ性 になります。
中性の水溶液は 食塩水 、アルカリ性の水溶液は 水酸化ナトリウム水溶液 ですね。
Bは（うすい）水酸化ナトリウム水溶液、Cは食塩水が答えです。

問題文を読むと、「青色に変わる」と書いてありますね。
「青色」と聞けば、食べ物でいえばなんだか苦そうなイメージがあります。
「苦い」といえば アルカリ性 です。答えはアルカリ性の水溶液、Bとなります。

ちなみにBTB溶液を水溶液に加えると、どのような色の変化がありましたか？
そう、 酸性は黄色、中性は緑色、アルカリ性は青色 に変化するのでしたね。
この組み合わせをセットで覚えておきましょう。

マグネシウムリボンにはどのような特徴がありましたか？
そう、 酸性 の水溶液に反応し、 水素 を発生させるのでしたね。
中性やアルカリ性の水溶液にいれても変化しません。

水素にはどのような性質がありましたか？
そう、空気よりも軽く、 火を近づけると爆発する（ポンという音がする） という性質でしたね。
水素の特徴はテストでよく出てくるので、しっかり覚えておきましょう。