中3理科
5分でわかる!酸性とアルカリ性
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この動画の要点まとめ
ポイント
酸性とアルカリ性
これでわかる!
ポイントの解説授業
水溶液の性質を表す「酸性」と「アルカリ性」
「酸性」と「アルカリ性」。
この2つの言葉は、小学校の理科でも登場します。
どちらも 水溶液の性質を表すことば です。
水溶液というのは、 物質が水に溶けた液体 のことです。
たとえば、食塩が水に溶けた食塩水、砂糖が水に溶けた砂糖水などが水溶液です。
この授業では、水溶液の性質を表す「酸性」と「アルカリ性」について詳しく学んでいきます。
こちらを見てください。
すっぱくて、ものを溶かす性質が「酸性」
すっぱくて、ものを溶かす性質 を 酸性 といいます。
酸性の水溶液として、実験でよく使われる 塩酸 や、お酢の主成分である 酢酸(さくさん) などがあります。
どちらもすっぱくて、ものを溶かす水溶液です。
酢酸に肉や魚を漬けておくと柔らかくなります。
これは、酢酸がお肉や魚を溶かす能力をもっているからなんです。
にがくて、ものを溶かす性質が「アルカリ性」
にがくて、ものを溶かす性質 を アルカリ性 といいます。
アルカリ性の水溶液として、実験でよく使われる 水酸化ナトリウム水溶液 や、二酸化炭素に反応して白く濁る 石灰水 などがあります。
もっと身近な例でいうと、石鹸(せっけん)が水に溶けた「石鹸水」がアルカリ性の水溶液です。
石鹸はものを溶かす性質を持っており、手についた汚れを落としてくれます。
一方、口に入ると 苦い というイメージがありませんか?まさに アルカリ性の性質 です。
酸性でもアルカリ性でもないのが「中性」
ものを溶かし、すっぱいのが「酸性」で、にがいのが「アルカリ性」です。
そして、酸性でもアルカリ性でもない性質、この2つの性質の中間にある性質を 「中性」 といいます。
中性の水溶液は ものを溶かす能力がありません。
酸性、中性、アルカリ性。
この3つについて、次のポイントでさらに詳しく学習していきましょう。
今回のテーマは「酸性とアルカリ性」です。