それでは、五感に関する練習問題を解いてみましょう。
図は、先生が炒め物を作っているときのようすです。
ヒトは、料理を作るときに外界の刺激を受け取り、それに反応して作業をしています。

(1)は、①～⑤の作業で、刺激を主に受け取る器官を答える問題です。
①野菜の固さをさわって調べる…どの器官か分かりますか？
答えは 皮膚 です。
「さわって」という言葉がキーワードですね。
皮膚でさわって分かる感覚のことを 触覚 と言いました。

②においをかぐ…どの器官か分かりますか？
答えは 鼻 です。
鼻で受け取るにおいの感覚を 嗅覚 というのでしたね。

③いため物の色を見る…「見る」という言葉から分かると思います。
答えは 目 です。
目の感覚を 視覚 と言います。

④いためる音を聞く…「音を聞く」という言葉から分かるでしょう。
答えは 耳 です。
耳の感覚を 聴覚 と言うのでした。

⑤味を調べる…「味」というのがキーワードです。
答えは 舌 です。感覚の名前は 味覚 です。

以上、５つの感覚のことを 五感 と言うのでした。

(2)は、外界の刺激を受け取る器官をまとめた名称を答える問題です。
外界の刺激のことを何と言うかを覚えていますか？
「感覚」でしたね。
感覚を受け取る器官ですので、答えは 感覚器官 です。

(3)は、受け取った刺激を脳に伝える役割を果たすものの名称を答える問題です。
答えは 神経 です。
特に目の神経を視神経、耳の神経を聴神経と言いましたね。