今回は、視覚器について見ていきます。

視覚器は、光を受容する受容器です。
つまり、眼のことですね。
眼が発生する様子を確認しましょう

次の図を見てください。

まず、胚内の神経管の一部が眼胞になります、
眼胞の先端が、お椀のように変形したものを眼杯といいました。
眼杯は表皮から水晶体を誘導します。
水晶体がさらに眼杯を網膜へ、表皮を角膜へ誘導しました。

一番右の図は眼の詳細な構造です。

角膜の内側には水晶体が位置しています。
水晶体にはチン小帯を介して毛様体という筋肉がくっついていて、この2つによって水晶体の厚さが調節されています。
また、虹彩は眼に入る光の量を調節しています。

角膜と水晶体とガラス体は、透明な構造物です。
視覚器に入った光は、これらの構造物を通過して網膜に到達します。

網膜は、もともと眼杯だった組織ですね。

視覚器には様々な構造がありますが、光は網膜で受容されるのです。