高校古文
5分でわかる!疑問・反語の係り結び「や・か」

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この動画の要点まとめ
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疑問・反語の係り結び「や・か」
これでわかる!
ポイントの解説授業
疑問・反語の係り結び「や・か」

「や・か」は文末の活用語を連体形にするよ。例をみてみよう。文末にある助動詞「む」が連体形になっているよ。

「や・か」には疑問と反語の2つの意味があるんだ。疑問であれば「~か」と訳し、反語であれば「~か、いや~ない」と意味をひっくり返して訳すよ。どちらで訳すかは文脈から判断するしかないんだ。

「梅いかでか咲かむ」を反語で訳すと「梅がどうして咲くだろうか、いや咲かないだろう。」となるね。だけど、疑問で訳すことも可能だよ。その場合は「梅がどうして咲くのだろうか」となるよ。

係助詞「や・か」は文末を已然形にして、疑問と反語の2つの意味があることをおさえよう。

ポイントの2つ目は「疑問・反語の係り結び」。ポイントの1つ目では「ぞ・なむ・こそ」は強調の係り結びで**「ぞ・なむ」は連体形「こそ」は已然形**に文末を変化させると学習したね。ここでは疑問・反語の係り結び「や・か」についてみていくよ。