高校古文
5分でわかる!動詞の活用の種類の見分け方③
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この動画の要点まとめ
ポイント
あとは打ち消しの助動詞「ず」をつけて見分ける!
これでわかる!
ポイントの解説授業
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変格活用でも上一段・下一段活用でもない場合、残る可能性は四段活用、上二段活用、下二段活用の3つ。四段、上二段、下二段は動詞の数が多すぎて、個別に覚えることができない。そこで、動詞に打ち消しの助動詞「ず」をつけることで見分けるんだ。具体例でみていこう。
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まずは四段動詞「咲く」で考えていくよ。「咲く」に打ち消しの助動詞「ず」をくっつけるとどうなるかな?「ず」は未然形接続だから「咲かず」。このように四段動詞は「ず」の上に「ア段」がくるよ。
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ちなみに、「咲けず」と考えた人もいるんじゃないかな。現代語であれば、「咲けず」で「咲くことができない」という意味になるね。だけど、古文では「ず」を不可能の意味で使うことはないんだ。間違えやすいから気をつけてね。
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つぎは上二段動詞「過ぐ」に、打ち消しの助動詞「ず」をくっつけよう。「過ぎず」だね。このように上二段動詞は「ず」の上に「イ段」がくるよ。
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最後は下二段動詞「捨つ」に、打ち消しの助動詞「ず」をくっつけよう。「捨てず」だね。このように下二段動詞は「ず」の上に「エ段」がくるよ。
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動詞が変格活用でも、上一段・下一段でもない場合は、打ち消しの助動詞「ず」をつけて見分ける。「ず」の上が「ア段」であれば四段、「イ段」であれば上二段、「エ段」であれば下二段。これで動詞が9種類の活用のどれになるか、見分けることができるようになったよ!練習問題で実践しよう。
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ポイントの3つ目は「動詞に打ち消しの助動詞「ず」をつける」。動詞の活用の種類を見分ける手順は、まずは変格活用に当てはまるかを調べる。変格活用でなかった場合には、上一段・下一段動詞に当てはまるかを調べる、だったね。