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5分でわかる!ウィーン体制を支える2本の柱

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この動画の要点まとめ

ポイント

ウィーン体制を支える2本の柱!

高校世界史 ウィーン体制1 ポイント3 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの3つ目は、「神聖同盟と四国同盟」です。
ウィーン会議によって成立した ウィーン体制 を維持するために成立した、 2つの同盟 に注目します。

ウィーン体制の維持には、反乱をおさえる組織が必要

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ウィーン会議によって形成された、19世紀前半のヨーロッパの国際秩序を ウィーン体制 と呼びます。ウィーン体制のもとで各国は、 フランス外相タレーランが提唱した正統主義の考え方 に基づき、フランス革命前の状態、つまり政治的には 絶対王政 を復活させようとしました。

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しかし、絶対王政を復活させようとすれば 市民が反抗することが目に見えています。 それを見越して、市民の反発を押さえつけ、ウィーン体制を維持するための組織が結成されました。その名も「 神聖同盟 」、そして「 四国同盟 」です。

神聖同盟/キリスト教国同士の同盟

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1815年、ロシアの アレクサンドル1世 の提唱で 神聖同盟 が成立しました。この同盟は キリスト教の精神 に基づき、キリスト教の国家どうしが互いに助け合うという名目で結成されました。神聖同盟には、イギリス・オスマン帝国・ローマ教皇を除く全ヨーロッパ君主が参加しました。

「神聖同盟」見出し+イラスト+テキスト

四国同盟/ヨーロッパの現状維持を目指す同盟

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神聖同盟が成立した後、イギリス・ロシア・オーストリア・プロイセンにより 四国同盟 が結成されました。四国同盟はヨーロッパの現状維持・平和維持を目的に結成され、 革命運動が起こった場合は武力干渉を行う という役割を担っていました。この同盟は、後に フランス がメンバーに加わり 五国同盟 と改称しました。

「四国同盟」見出し+テキスト

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神聖同盟と四国同盟。ウィーン体制維持のために作られた2つの同盟を、しっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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ウィーン体制の成立と崩壊

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