高校世界史B

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5分でわかる!ビザンツを苦しめた、ある勢力とは!?

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この動画の要点まとめ

ポイント

ビザンツを苦しめた、ある勢力とは!?

高校世界史 中世ヨーロッパ世界の各国史4 ポ3 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの3つ目は「ビザンツ帝国の滅亡」です。
ビザンツ帝国は、国外の「ある勢力」の圧迫を受け、ついに滅亡することになります。

セルジューク朝の圧迫!

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ビザンツ帝国を苦しめた勢力。その筆頭は、イスラーム王朝の セルジューク朝 でした。セルジューク朝は、11世紀後半にビザンツ帝国から 小アジアを奪います。 ビザンツ帝国の領土はさらに縮小してしまったのです。

ポ3前半「セルジューク朝の圧迫」の項目/答えアリ、地図アリ

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このままでは帝国が滅びてしまうかもしれない。ビザンツ皇帝は、恥を忍んで ローマ教会に救援を要請します。 これが 十字軍派遣のきっかけ となりました。

プロノイア制を実施し、有力貴族に土地の管理を任せる

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11世紀以降、ビザンツ帝国では プロノイア制 が実施されました。 有力貴族に国有地と住民管理を任せ、代わりに軍役奉仕を義務付ける制度です。 皇帝の軍事力を強化するための制度ではありましたが、事実上 国の領土が分割されました。 有力貴族に土地を分配し、代わりに土地を守ってもらおうとしたのです。

第4回十字軍で、ビザンツ帝国は一時滅亡!

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こうした努力も空しく、ビザンツ帝国は 一時滅亡してしまいます。 1204年の 第4回十字軍 で、 ヴィネツィア商人 の企みにより、ビザンツ帝国の首都 コンスタンティノープル が占領されたのです。十字軍は、この場所に ラテン帝国 を建設しました。

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コンスタンティノープルは 東西交易の中継地として栄えていました。 この場所をおさえれば、莫大な利益を得られます。お金に目がくらんだヴィネツィア商人は、イスラーム打倒という本来の目的から目をそらし、救うべき相手であるはずのビザンツ帝国へ侵攻し、その首都を占領してしまったのです。首都を占領されたことで、ビザンツ帝国は一時滅亡状態となりました。

オスマン帝国により、ついにビザンツ帝国が滅亡!

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ビザンツ帝国は粘ります。一時は滅亡状態となったものの、勢力を回復してラテン帝国を打ち破り、帝国を再建したのです。しかし、最終的には イスラーム勢力の前に屈します。 1453年、オスマン帝国の メフメト2世 によって首都コンスタンティノープルは陥落。 ビザンツ帝国は滅亡し、1000年以上の歴史に幕を下ろしたのです。

ポ3前半「セルジューク朝の圧迫」の項目/答えアリ、地図アリ

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ビザンツ帝国が滅亡するまでの流れ、しっかり覚えておきましょう。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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