高校世界史B

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5分でわかる!「ローマ皇帝」であるがゆえの苦悩…

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この動画の要点まとめ

ポイント

「ローマ皇帝」であるがゆえの苦悩…

高校世界史 中世ヨーロッパ世界の各国史2 ポ1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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中世ヨーロッパ世界の各国史、第2回。
今回は「ドイツ史」を学習します。

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ポイントの1つ目は「神聖ローマ皇帝の権力」です。
現在 ドイツ と呼ばれる国は、当時は 神聖ローマ帝国 と呼ばれていました。今回の主役は、神聖ローマ帝国の初代皇帝 オットー1世 です。まずは、神聖ローマ帝国の領土を地図で確認しましょう。

ポ1の地図のみ/テキストや図は不要/書き込みアリ

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斜線で示されているのが、当時の神聖ローマ帝国の領土です。この領土を支配していたのが、神聖ローマ皇帝の オットー1世 でした。実は、彼はある「悩み」を抱えていたのです。

ローマ皇帝は、地上における神の代理

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そもそも「ローマ皇帝」とは、 地上における神の代理 という立場を表していました。神の代理としてキリスト教世界を守護する役割を持っていたのです。

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しかし、オットー1世にはある悩みがありました。 国内の諸侯が言うことを聞いてくれない 、という悩みです。当時は諸侯の力が強く、皇帝といえども思い通りに諸侯を動かすことはできなかったのです。そこで、オットー1世は 帝国教会政策 と呼ばれる政策を進めました。こちらを見てください。

ポ1下部の図のみ/テキストや地図は不要/左ツメ

教会を味方につけ、諸侯を従えようとした

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オットー1世は 教会を味方につけて諸侯に対抗する という作戦を立てました。彼は、神の代理である「ローマ皇帝」の立場を利用して 国内の聖職者の任免権を握ったのです。

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「任免権」というのは 任命したりやめさせたりする権利 です。聖職者の任免権を皇帝が握ったことで、各地の教会は皇帝の言うことに従うようになりました。この政策を 帝国教会政策 といいます。

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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