今回は、細胞の中の構造を詳しく見ていきます。
下の図を見てください。
これは、動物細胞と植物細胞の模式図です。

動物細胞と植物細胞は、どちらも細胞膜と核をもっているという共通点があります。
この細胞膜と核は、いったいどのような成分でできているのでしょうか。

まずは細胞膜です。

細胞膜は、細胞の外側にある膜のことでしたね。
細胞膜は、リン脂質とタンパク質を含んでいることが特徴です。

リン脂質とタンパク質の役割については、次のポイントで詳しく解説しますね。
まずは成分だけ頭に入れておきましょう。

次に、核を見てみましょう。

核は、核の形態を保っている核膜と、核内に含まれている染色体に大きく分けられます。
核膜はリン脂質とタンパク質、染色体はDNAとタンパク質で構成されています。

細胞膜と核の成分をざっと把握できましたね。
では次に、細胞膜と核の構造についてより詳しく見ていきましょう。