高校生物基礎
5分でわかる!淡水生硬骨魚類の場合
![高校生物基礎](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_biology_basis-fddd6b3c9f4f7bbb44187488e9f144dcd3a62ceba2e5e88280749acb9a61325a.png)
- ポイント
- ポイント
- 練習
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の要点まとめ
ポイント
淡水生硬骨魚類の場合
これでわかる!
ポイントの解説授業
コイの体液と水、どちらが濃度が高い?
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
水は、濃度が低い方から高い方へと移動するのでしたね。淡水硬骨魚類が住んでいるのは、少量の塩類しか含んでいない川や湖です。体液に対して外液の水の方が濃度がうすいですよね。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
すると、水は常に体内に入ってくるように移動します。淡水生硬骨魚類は、水分に関しては足りているので口から飲む必要はありません。
![高校 生物基礎 体内環境の維持31 ポイント2 図のみ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio_bas/3_4_31_2/k_sci_bio_bas_3_4_31_2_image02.png)
水分を排出するのは「尿」
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
しかし、水分がただ入ってくるだけでは、淡水生硬骨魚類の体液濃度はどんどん低下してしまいます。そこで腎臓が働きます。 尿 として水分を排出するのです。
![高校 生物基礎 体内環境の維持31 ポイント2 図のみ](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio_bas/3_4_31_2/k_sci_bio_bas_3_4_31_2_image02.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
淡水生硬骨魚類にとっては、真水の状態で大量の尿を排出するのが理想ですが、尿にはどうしても少量の塩類は含まれてしまいます。そこで、 大量 の 尿 を 体液よりも低い濃度 で体外に排出しているのです。
塩分を補うのが「えら」
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
尿の排出によって、少量ですが塩分は失われてしまいます。そこで淡水生硬骨魚類は体液濃度を一定の範囲内に保つため、 えら で 外液 から 塩分を吸収 します。
![高校 生物基礎 体内環境の維持31 ポイント2](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio_bas/3_4_31_2/k_sci_bio_bas_3_4_31_2_image01.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
海水生硬骨魚類と淡水生硬骨魚類は、いずれも尿とえらで体液濃度を調節していますが、働き方は異なるので注意しましょう。
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
コイやアユなどの淡水生硬骨魚類が、どのように体液濃度を調節しているのかをみていきましょう。