高校生物基礎

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5分でわかる!転写

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この動画の要点まとめ

ポイント

転写

高校 生物基礎 遺伝子6 ポイント2 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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DNAからRNAを経てタンパク質を決定する一連の流れをセントラルドグマといいましたね。
この流れのうち、DNAからRNAのプロセスである 転写 について詳しくみていきましょう。

2本鎖の塩基結合がはがれ、1本鎖になる

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下図の左側はDNAの二重らせん構造を、ねじれの構造を省略して示したものです。

高校 生物基礎 遺伝子6 ポイント2 図のうち一番右側のぞく
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DNAは核の中で2本鎖の状態で存在していましたね。DNAからRNAに遺伝情報を写すとき、すなわち 転写のときには、この2本鎖における塩基結合が剥がれ、1本ずつになります 。そして、DNAの片方の鎖に、RNAのヌクレオチドが次々と結合していきます。

高校 生物基礎 遺伝子6 ポイント2 図のうち一番右側のぞく

DNAの配列が、RNAの1本鎖にコピーされる

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DNAの片方の鎖と、RNAのヌクレオチドとが次々と結合することで、最終的にはRNAの1本鎖ができあがります。

高校 生物基礎 遺伝子6 ポイント2 図のみ
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DNAの片方の鎖と、RNAのヌクレオチドとの結合は、DNAの二本鎖における塩基結合と似ています。 A→UT→AG→CC→G と相補的に結合することで、DNAの情報(塩基配列)をRNAの1本鎖としてコピーしているのですね。

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ちなみに、Aと結びつくUという塩基は ウラシル と呼ばれるものです。こちらについては、のちほど詳しくみていきましょう。

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まとめると、 転写 とは、 DNAの配列がRNAの配列として写し取られるプロセス のことをいいました。ここをしっかりおさえておきましょう。

高校 生物基礎 遺伝子6 ポイント2

この授業の先生

星野 賢哉 先生

高校時代に生物が苦手だった経験をいかし、苦手な生徒も興味をもてるように、生命現象を一つ一つ丁寧に紐解きながら、奥深さと面白さを解説する。

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