高校化学基礎

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5分でわかる!酸の価数

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この動画の要点まとめ

ポイント

酸の価数

高校 理科 化学基礎 物質の変化21 ポイント1 答え全部

これでわかる!
ポイントの解説授業
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今回のテーマは、「酸の価数」です。

「酸の価数」とは、H+となることのできるHの数

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みなさんは、これまで酸の性質について学習してきましたね。
例えば、次のようなパターンがありました。
 HCl→H++Cl-
 H2SO4→2H++SO42-

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この2つの反応式の違いがわかりますか?
H+に注目しましょう。
1つのHClからは、 1つのH+ ができています。
1つのH2SO4からは、 2つのH+ ができています。
できるH+の数が違っているわけですね

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H+となることのできるHの数 を、 酸の価数 といいます。
HClなら1価の酸、H2SO4なら2価の酸というわけですね。

高校 理科 化学基礎 物質の変化21 ポイント1 ポイント内のみ 答え全部

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酸の価数について、次の表で整理してみましょう。

高校 理科 化学基礎 物質の変化21 ポイント1 答え全部

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表の左には、酸の価数がかかれています。
真ん中の列には酸の名称、右の列には化学式が書かれていますね。

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1価の酸に分類されるのは、 塩酸HCl硝酸HNO3酢酸CH3COOH の3つです。
2価に分類されるのは、 硫酸H2SO4 です。
3価に分類されるのは、 リン酸H3PO4 です。
基本的には、 酸に含まれるHの数を数えればよい わけですね。

酢酸CH3COOHは、1価の酸

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ただし、注意しなければならないのは、 酢酸CH3COOH です。
「Hが4つ含まれているから、4価の酸だ」と思った人はいませんか?
「H3」の部分は イオンにならないので、カウントしない のです。

高校 理科 化学基礎 物質の変化21 ポイント1 答え全部

この授業の先生

五十嵐 健悟 先生

「目に見えない原子や分子をいかにリアルに想像してもらうか」にこだわり、身近な事例の写真や例え話を用いて授業を展開。テストによく出るポイントと覚え方のコツを丁寧におさえていく。

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