高校数学Ⅱ

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5分でわかる!相加・相乗平均の大小関係の活用

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5分でわかる!相加・相乗平均の大小関係の活用

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この動画の要点まとめ

ポイント

相加・相乗平均の大小関係の活用

高校数学Ⅱ 式と証明24 ポイント

これでわかる!
ポイントの解説授業

相加・相乗平均とは?

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今回のテーマは 相加・相乗平均 の活用です。
「相加平均」「相乗平均」という言葉をみなさんは聞いたことがありますか?

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相加平均 は「互いにたし算したときの平均」、つまり 「2つの和の平均値」 のことをいいます。一方、 相乗平均 は「互いにかけ算したときの平均」、つまり 「2つの積の平均値」 のことをいいます。

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2つの数をa、b(a>0、b>0)としたとき、相加平均と相乗平均は次のように表すことができます。

相加平均
高校数学Ⅱ 式と証明24 ポイント 2行目の左辺のみ
相乗平均
高校数学Ⅱ 式と証明24 ポイント 2行目の右辺のみ
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2数の和を平均するときは2で割り、2数の積を平均するときは√をかぶせるのですね。

「相加平均≧相乗平均」となる

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相加平均と相乗平均の間には次のような不等式が成り立ちます。

相加平均≧相乗平均
高校数学Ⅱ 式と証明24 ポイント 1、2行目のみ
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ただし、この形で覚えても実際の問題ではあまり役立ちません。実際の問題で使えるのは次のポイントの式。両辺に2をかけた形なんです。

POINT
高校数学Ⅱ 式と証明24 ポイント
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つまり、 「2数の和は、2数の積に√をかぶせたものの2倍以上になる」 のです。

等号成立はa=bのとき

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相加・相乗平均の大小関係は、最小値を求めるときに使われる重要な公式です。 等号が成立する条件は「a=bのとき」 だということもしっかりおさえておきましょう。

この授業の先生

浅見 尚 先生

センター試験数学から難関大理系数学まで幅広い著書もあり、現在は私立高等学校でも 受験数学を指導しており、大学受験数学のスペシャリストです。

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