今回のテーマは 程度を表す副詞(almostなど) についてです。
次の例題を通して見ていこう。

下線に英語を補う問題だね。
(1)では，「ほとんど終わらせています」という表現が問題だよ。

さらに(2)を見てみよう。
こちらは，「ほとんどそれを信じられません」という表現がわからないね。

今回のポイントを確認していこう。

程度を表す副詞は，４種類あるよ。
almost「ほとんど」と hardly「ほとんど〜ない」は，意味をしっかり使い分けよう。

nearlyとalmostの違いは、
nearlyが 「ほぼ終わりが近い」 といった前向きなニュアンスなのに対して、
almostは 「あと少し足りない」 という「惜しい」ニュアンスがあるよ。
それじゃあ，問題に戻ってみよう。

(1)では 「ほとんど終わらせています」 という表現が問題だったね。
これは 「ほとんど」 という副詞almostが含まれているね。
だから，空欄にはalmostを入れよう。

次に，(2)を見てみよう。

(2)では 「ほとんどそれを信じられません」 という表現について考えよう。

これは，(1)とは違って 「ほとんど〜ない」 という意味だから，副詞はhardlyを使おう。
空欄にはhardlyが入るよ。

can hardly~「ほとんど～できない」 はよく出てくるので、セットで覚えておこう。