今回のテーマは 「接続詞の働きをする副詞」 についてです。
次の例題を通して見ていこう。

下線に英語を補う問題だね。
(1)では，「行ったが」という表現が問題だよ。

さらに(2)を見てみよう。
こちらは，「その上」という表現がわからないね。

今回のポイントを確認していこう。

接続詞の働きをする副詞は，一つの意味にも色々な言い換えがあるんだね。
それぞれの意味をしっかりおさえておこう。
これらは，カンマなどとともに使うのが自然だよ。

それじゃあ，問題に戻ってみよう。

(1)では，**「行ったが」**という表現が問題だったね。

「が」という，逆接の接続詞が含まれているよね。
「が」は 「しかし」と同じ意味 だよ。

そして「しかし」という接続詞の働きをする副詞は，howeverだったね。
だから空欄にはHoweverを入れれば良いんだね。

次に，(2)を見てみよう。

(2)では 「その上」 という表現について考えよう。

「その上」という意味を表す副詞は besides/moreover/in addition など，いくつかあったね。
今回は，Besidesを空欄に入れよう。

接続詞の働きであるけれど、品詞は副詞なので、カンマが必要になるよ。カンマを忘れないようにしよう。