今回のテーマは 「分詞の形をした形容詞」 です。
次の例題を通して見ていこう。

下線に入る英語を選択肢から選ぶ問題だね。
(1)では，「わくわくする」という表現が問題だよ。

さらに(2)を見てみよう。
こちらは，「興奮した」という表現がわからないね。
今回のポイントを確認していこう。

「感情」の動詞の使い方は 主語が何であるか がポイント。
主語が 人 である場合には excited, interested, bored など，動詞の後ろに-edが付く。
主語が 人以外のもの である場合には exciting, interesting, boring など，動詞の後ろに-ing が付くよ。
それじゃあ，問題に戻ってみよう。

(1)では，「わくわくする」が問題だったね。
今回の文章の主語は，「それ」It という 「人以外のもの」 だよね。
ということは，exciteに-ingが付いた exciting が空欄に当てはまる。

「それはわくわくするコンサートだった。」
It was an exciting concert.
となるよ。

次に，(2)を見てみよう。

(2)では「興奮した」という表現を考えよう。

今回の文章の主語は「私」I という 「人」 だよね。
ということは，exciteに-edが付いた excited が空欄に当てはまるよ。

「私はたくさんの興奮したファンを見た。」
I saw a lot of **excited ** fans.
となるんだね。

続いて，(3)を見てみよう。

(3)では「面白いものだった」という表現が問題だね。
今回の文章の主語は，「その話題」That topicという 「人以外のもの」 だね。
ということは，interestに-ingが付いた，interesting が空欄にぴったりだね。

「その話題はとても面白いものだった。」
That topic was very interesting.
となるんだ。

続いて，(4)を見てみよう。

(4)では，「退屈でした」という表現を考えよう。

今回の文章の主語は，「私」Iだから，「人」だよね。
ということは，boreに-edが付いたboredが空欄にはぴったりだよ。

「昨日は退屈でした。」I was bored yesterday.となるんだね。