入試レベル問題にチャレンジしてみましょう。

カッコの中の英語を並び替える問題だよ。
ただし，余計な１語が含まれることに注意しよう。

日本文は「腕時計を図書館に忘れるなんて，あなたもうっかりしていましたね。」だから，今回の主語をまず考えてみるよ。

これを言い換えると，「あなたが腕時計を図書館に忘れることはうっかりしていた」となるよね。
ということは，今回の文章の主語は 「あなたが腕時計を図書館に忘れること」 だね。

これを踏まえて並び替えを考えると，It wasの後には形容詞「うっかりしていた」が入るはずだよね。
これを選択肢から探してみると，careless「うっかりする」がぴったりだね。

It was carelessまでできたから，その後には本当の主語を表す to 動詞の原形か，that SV~が入る よね。
でも今回は，選択肢にofがあるよ。
実は It is 性格・性質の形容詞 of 人 to Vで，「〜するなんて人は…だ」 という文章になるんだ。

この形を使うと，
It was careless of you to
までを作ることができて
「〜するなんてあなたはうっかりしていた」
となるね。
そして「〜する」の部分，つまり「腕時計を図書館に忘れること」を考えると，
to leave your watch in the library
となるね。

これを最初からつなげると，
「腕時計を図書館に忘れるなんて，あなたもうっかりしていましたね。」
It was careless of you to leave your watch in the library.
となるよ。
今回の余計な１語はthatでした。