今回のテーマは 「both/either/neither/noneの使い方」 についてです。
次の例題を通して見ていこう。

下線に入る英語を選択肢から選ぶ問題だね。
(1)では，「兄弟の両方とも」をどう表すかがわからないね。

さらに(2)を見てみよう。
こちらは，「兄弟のどちらか」という表現が問題だよ。

今回のポイントを確認していこう。

both/either/neitherは，「２つのうち」で表す時に使うよ。
noneだけは「３つ以上」の場合に使うんだね。

そして neither/noneは，どちらも否定の意味 だということを覚えておこう。

それじゃあ，問題に戻ってみよう。

(1)では 「兄弟の両方とも」 が問題だったね。

空欄の後ろを見ていくと，the two brothersとあるから，「兄弟」は２人だということがわかるよ。

だから 「（２つのうち）両方とも〜だ」のboth が使えるね。
空欄にはBothを入れよう。

次に，(2)を見てみよう。

(2)では 「兄弟のどちらか」 という表現を考えよう。
今回もthe two brothersとあるから，２人の「兄弟」だね。

だから 「（２つのうち）どちらか〜だ」のeither が使えるよ。
空欄にはEitherを入れれば良いんだね。

続いて，(3)を見てみよう。

(3)では 「兄弟のどちらも〜ない」 という表現が問題だよ。
今回もthe two brothersだから 「（２つのうち）どちらも〜ない」のneither が使えるね。
空欄にはNeitherを入れるよ。

続いて，(4)を見てみよう。

(4)では 「３人兄弟の誰もが〜ない」 の表現を考えよう。
今回は 「３人」 という点に注意して，また 否定の表現 だよね。

だから 「（３つ以上で）どれも〜ない」のnone を使おう。
空欄にはNoneを入れよう。