明治時代９のポイント２は、「明治時代の文学」です。
明治時代には様々な文学作品が生み出されました。
有名な作品と、その作者を紹介します。
こちらを見てください。

小説『 我輩は猫である 』『 こころ 』『 坊っちゃん 』などの作者が 夏目漱石 です。
国語の教科書に載っている作品もあるので、読んだことがある人もいるかもしれません。
ちなみに『坊っちゃん』は、夏目漱石が学校で教師をしていたときの体験がもとになっています。

小説『 舞姫 』『高瀬舟』などの作者が 森鴎外 です。
彼は医者でもあり、ドイツに留学していたこともあります。
『舞姫』は、ドイツに留学した日本人の青年が、踊り子のエリスという女性と恋をするお話です。

『 みだれ髪 』『 君死に給うことなかれ 』などの作品で知られる詩人が 与謝野晶子 です。
彼女の作品『君死に給うことなかれ』は 日露戦争に出兵した弟を心配して書いた作品でした。

『 一握の砂 』という歌集を書いたのは 石川啄木 です。
彼は自身の作品の中で 日本の韓国併合を批判 しました。

『 たけくらべ 』『にごりえ』などの小説を書いたのは 樋口一葉 です。
彼女は 五千円札の肖像画 にもなっています。

明治時代の文学作品とその作者、セットで覚えておきましょう。