5分で解ける!分類(テスト1、第1問)に関する問題
![高校生物](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/subject_symbol_border_k0_science_biology-e27d4443525ea4146949a807f2915c47aec67c013744b83a815b87768bacc82e.png)
- 問題
- 問題
- 問題
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/components/movie_size-f89110ba4a351d85c483bb12f73c7cf89e2ba13a9174f58b4a38599d28678843.png)
この動画の問題と解説
問題
解説
古細菌ドメインに含まれる生物⇒アーキア
![高校 生物 分類13 演習1 演習1(1)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/12_1_13_1/k_sci_bio_12_1_13_1_image02.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
古細菌ドメインに含まれる生物は、アーキアと呼ばれます。
例としては、メタン菌や好熱菌があげられます。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
アーキアは、核膜がなく、環状DNA、ヒストン、イントロンをもつことが特徴です。
また、エーテル脂質の細胞膜を持ち、細胞壁は持ちません。
シダ植物⇒胞子体も配偶体も光合成ができる
![高校 生物 分類13 演習1 演習1(2)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/12_1_13_1/k_sci_bio_12_1_13_1_image03.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
シダ植物の胞子体と配偶体について、おさらいしましょう。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
シダ植物の配偶体である前葉体には、造卵器と造精器があり、ここで精子と卵がつくられました。
精子と卵が接合をすると、受精卵となり、これが細胞分裂をくり返すことで、やがて新しい胞子体となります。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
シダ植物においては、配偶体から胞子体が成長していき、やがて配偶体はなくなります。
しかし、胞子体と配偶体は、どちらも葉緑体をもっており、光合成によって自分で養分をつくることができます。
よって、胞子体と配偶体の関係は独立と表現することができます。
三重膜構造の葉緑体はミドリムシ類の特徴
![高校 生物 分類13 演習1 演習1(3)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/12_1_13_1/k_sci_bio_12_1_13_1_image04.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
葉緑体をもつ独立栄養生物には様々な種類がいます。
それぞれ、葉緑体の膜構造や、もっている光合成色素が異なることが特徴です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
葉緑体は、もとはシアノバクテリアという原核生物でした。
それが、他の原核生物に取り込まれることで、葉緑体になったのです。
では、三重膜構造の葉緑体は、どのようにしてできたのでしょうか?
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
まず、シアノバクテリアがある原核生物に取り込まれ、葉緑体となります。
この過程を一次共生といいます。このとき、二重膜構造をもつ葉緑体ができることが特徴です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
次に、一次共生によって生まれた独立栄養生物を、さらに別の原核生物が取り込みます。
この過程を二次共生といいます。このとき、一般的には四重膜構造をもつ葉緑体ができることが特徴です。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
しかし、ある独立栄養生物では、葉緑体の四重膜のうち、外側の2つの膜が一体化し、三重膜構造になります。
このような特徴をもつのはミドリムシ類です。
また、ミドリムシ類がもつ光合成色素は、クロロフィルa、クロロフィルb、カロテノイドであることも覚えておきましょう。
減数分裂・体細胞分裂・細胞質分裂⇒8個の子のう胞子を形成
![高校 生物 分類13 演習1 演習1(4)](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/12_1_13_1/k_sci_bio_12_1_13_1_image05.png)
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
子のう菌の生活環をおさらいしましょう。
子のう胞子は、子実体の子のうに収められています。
この子のう胞子は、どのような過程でできるのでしょうか。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
核相nの2つの子のう胞子からつくられた菌糸が接合すると、核相2nの細胞ができます。
子のう胞子は、この二核性細胞が、減数分裂、体細胞分裂、細胞質分裂をすることによって形成されます。
![lecturer_avatar](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/hoshino.png)
まず、減数分裂によって、核相2nの1つの細胞から、核相nの4つの細胞ができます。
次に、体細胞分裂と細胞質分裂によって、核相nの4つの細胞から、核相nの8つの細胞ができます。
よって、子のう胞子は、1つの二核性細胞から8つ形成され、子のうに収められているのです。
![高校 生物 分類13 演習1 すべてうめる](https://d12rf6ppj1532r.cloudfront.net/images/k/0/sci_bio/12_1_13_1/k_sci_bio_12_1_13_1_image06.png)
![](http://assets.try-it.jp/assets/modules/utilities/logo_black-a711ae7f4c2af1410b916e7066a5e8950d6f2f3a2150e093b6dc878ad8f31d3f.png)
ウーズは、生物を3種類に分類しました。
細菌ドメイン、古細菌ドメイン、真核生物ドメインです。
このような分類のしかたを、三ドメイン説といいます。