高校生物

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5分で解ける!分類(テスト1、第1問)に関する問題

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5分で解ける!分類(テスト1、第1問)に関する問題

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この動画の問題と解説

問題

一緒に解いてみよう
演習3

高校 生物 分類13 演習1 すべて空ける

解説

これでわかる!
問題の解説授業

古細菌ドメインに含まれる生物⇒アーキア

高校 生物 分類13 演習1 演習1(1)
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ウーズは、生物を3種類に分類しました。
細菌ドメイン、古細菌ドメイン、真核生物ドメインです。
このような分類のしかたを、三ドメイン説といいます。

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古細菌ドメインに含まれる生物は、アーキアと呼ばれます。
例としては、メタン菌や好熱菌があげられます。

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アーキアは、核膜がなく、環状DNA、ヒストン、イントロンをもつことが特徴です。
また、エーテル脂質の細胞膜を持ち、細胞壁は持ちません。

シダ植物⇒胞子体も配偶体も光合成ができる

高校 生物 分類13 演習1 演習1(2)
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シダ植物の胞子体と配偶体について、おさらいしましょう。

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シダ植物の配偶体である前葉体には、造卵器と造精器があり、ここで精子と卵がつくられました。
精子と卵が接合をすると、受精卵となり、これが細胞分裂をくり返すことで、やがて新しい胞子体となります。

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シダ植物においては、配偶体から胞子体が成長していき、やがて配偶体はなくなります。
しかし、胞子体と配偶体は、どちらも葉緑体をもっており、光合成によって自分で養分をつくることができます。
よって、胞子体と配偶体の関係は独立と表現することができます。

三重膜構造の葉緑体はミドリムシ類の特徴

高校 生物 分類13 演習1 演習1(3)
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葉緑体をもつ独立栄養生物には様々な種類がいます。
それぞれ、葉緑体の膜構造や、もっている光合成色素が異なることが特徴です。

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葉緑体は、もとはシアノバクテリアという原核生物でした。
それが、他の原核生物に取り込まれることで、葉緑体になったのです。
では、三重膜構造の葉緑体は、どのようにしてできたのでしょうか?

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まず、シアノバクテリアがある原核生物に取り込まれ、葉緑体となります。
この過程を一次共生といいます。このとき、二重膜構造をもつ葉緑体ができることが特徴です。

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次に、一次共生によって生まれた独立栄養生物を、さらに別の原核生物が取り込みます。
この過程を二次共生といいます。このとき、一般的には四重膜構造をもつ葉緑体ができることが特徴です。

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しかし、ある独立栄養生物では、葉緑体の四重膜のうち、外側の2つの膜が一体化し、三重膜構造になります。
このような特徴をもつのはミドリムシ類です。
また、ミドリムシ類がもつ光合成色素は、クロロフィルa、クロロフィルb、カロテノイドであることも覚えておきましょう。

減数分裂・体細胞分裂・細胞質分裂⇒8個の子のう胞子を形成

高校 生物 分類13 演習1 演習1(4)
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子のう菌の生活環をおさらいしましょう。
子のう胞子は、子実体の子のうに収められています。
この子のう胞子は、どのような過程でできるのでしょうか。

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核相nの2つの子のう胞子からつくられた菌糸が接合すると、核相2nの細胞ができます。
子のう胞子は、この二核性細胞が、減数分裂、体細胞分裂、細胞質分裂をすることによって形成されます。

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まず、減数分裂によって、核相2nの1つの細胞から、核相nの4つの細胞ができます。
次に、体細胞分裂と細胞質分裂によって、核相nの4つの細胞から、核相nの8つの細胞ができます。
よって、子のう胞子は、1つの二核性細胞から8つ形成され、子のうに収められているのです。

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