高校古文

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5分でわかる!「けり」の意味

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5分でわかる!「けり」の意味

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この動画の要点まとめ

ポイント

「けり」の意味は過去・詠嘆

高校古文 3章4 (伝聞)過去

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの3つ目は「けり」の意味。「けり」には過去と詠嘆の2つの意味があるよ。詳しくみていこう。

(伝聞)過去「~た・~たそうだ」

高校古文 3章4 (伝聞)過去

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過去の訳は「~た・~たそうだ」。伝聞過去と言われることもあるよ。自分で直接経験したことではなく、人から聞いたことについて言いたいときに「けり」を使うんだ。
例をみてみよう。「ありけり」の「あり」はラ変動詞で「けり」は過去で訳せばいいから「いたそうだ」だね。つぎに詠嘆をみていこう。

詠嘆「~だなあ」

高校古文 3章4 詠嘆

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詠嘆の訳は「~だなあ」。「けり」が過去になるか詠嘆になるかは文脈で判断するけど、詠嘆になりやすい形があるんだ。その形が「なりけり」や「会話文中・心中・和歌中のけり」。これらの「けり」をみつけたら、まずは詠嘆で訳してみよう。
例文は「なりけり」の形になっているから、詠嘆で訳して「あったなあ」だよ。

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「けり」は過去と詠嘆の2つの意味があること、「なりけり」や「会話文中・心中・和歌中のけり」は詠嘆になりやすいことをおさえよう。

この授業の先生

黒須 宣行 先生

大手予備校にて、基礎から難関私大対策まで幅広い講座を担当。教師歴30年以上の大ベテラン。豊富な知識・経験に裏打ちされた授業は、独特な親しみやすい人柄もあいまって人気を博している。

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