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5分でわかる!撥音便の「ん」が消えるケース

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この動画の要点まとめ

ポイント

撥音便の「ん」が消えるケース

高校古文 2章8 「ん」が消えるケース

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ポイントの3つ目は「撥音便の「ん」が消えるケース」。「ラ変・ラ変型の連体形」+「(伝聞・推定の)なり・めり・べし」の形のとき、撥音便の「ん」が表記されないことがあるんだ。例をみていこう。

「ん」が消える例

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「ん」が消えた形からでも、元の形に戻せるようになろう。まずは例を2つあげるよ。

高校古文 2章8 「あめり」と「美しかべし」

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「あめり」は「あめり」の撥音便「ん」が消えた形。「あめり」と書いてあっても、読むときは「ん」を入れて「あんめり」と読むよ。元の語は動詞「あり」でラ変動詞。元の形は連体形にして「あめり」
「美しかべし」は「美しかべし」の撥音便「ん」が消えた形。元の語は形容詞「美し」で、補助活用はラ変型。元の形は連体形にして「美しかべし」

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あと2つ例をあげるよ。

高校古文 2章8 「静かなべし」と「ななり」

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「静かなべし」は「静かなべし」の撥音便「ん」が消えた形。元の語は形容動詞「静かなり」で、左側の活用はラ変型。元の形は連体形にして「静かなべし」
「ななり」は「ななり」の撥音便「ん」が消えた形。元の語は断定の助動詞「なり」でラ変型。元の形は連体形にして「ななり」

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「ん」が消えた形からでも、元の形に戻せるように練習しよう。

この授業の先生

黒須 宣行 先生

大手予備校にて、基礎から難関私大対策まで幅広い講座を担当。教師歴30年以上の大ベテラン。豊富な知識・経験に裏打ちされた授業は、独特な親しみやすい人柄もあいまって人気を博している。

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