今回のテーマは「顕微鏡を使うときの手順」です。

顕微鏡を使うときには、まず①接眼レンズ、対物レンズの順に レンズ をはめます。
レンズを 上の接眼レンズからはめるのは、ほこりが顕微鏡の中に入り込まないようにするため です。

次に、② 反射鏡 と しぼり を使って光の入り方を調整します。
顕微鏡を覗き込んで、できるだけ明るくなるように反射鏡を調節します。
顕微鏡にしぼりがついていれば、入ってくる光の量を調整することができます。

③では、顕微鏡を横から見て、対物レンズとプレパラートをできるだけ近づけます。
顕微鏡を 横から見るのが重要 です。レンズをのぞきながら近づけると、プレパラートがレンズとぶつかって割れてしまう危険性があるためです。
最後に④ レンズは倍率の低いものから高いもの に換えていきます。
最初から倍率の高いレンズでのぞいてしまうと、全体が見えなくなり、観察しづらくなるからです。

この①～④の手順を覚えましょう。