5分で解ける!第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
解説
問題(1)
②19~20世紀の アフリカ分割 でアフリカ諸国が次々と欧州の植民地となる中、リベリアは独立を維持しました。その後もリベリアは独立を維持したので「第二次世界大戦後に独立を達成した」という条件は当てはまりません。正解は ② となります。
③モロッコはフランスから、④スーダンはイギリスから、それぞれ独立を達成しました。
問題(2)
ガーナ共和国の初代大統領といえば?
正解は エンクルマ です。
ガーナは1957年、イギリス連邦で最初の黒人国家として独立を果たしました。
問題(3)
パン=アフリカニズムを掲げて設立された アフリカの地域機構 といえば?
正解は アフリカ統一機構(OAU) です。
アフリカ統一機構は OAU ですが、似たものに OAS (アメリカ州機構)があります。間違えないように注意してくださいね。ちなみに、OAUの本部はエチオピアの首都アジスアベバに置かれました。
問題(4)
空欄A。
1970年代、チリで 選挙による初の社会主義政権 が誕生したときの大統領といえば?
正解は アジェンデ です。
アジェンデはクーデタなどではなく、選挙で大統領に選ばれました。つまり国民が彼を大統領に選んだわけです。ところが、社会主義政権の誕生に危機感を抱いたアメリカは、情報機関であるCIAを通じてチリ軍部にクーデタを起こさせました。アジェンデはクーデタの最中で死亡し、チリでは親米独裁政権が発足することになりました...
問題(5)
東方外交 を展開したドイツ社会民主党の指導者といえば?
正解は ①ブラント です。
彼は東方外交を通して 社会主義諸国との和解 を目指しました。
②アデナウアーは西ドイツの初代首相であり、キリスト教民主同盟の党首です。彼は首相として西ドイツの経済復興を成し遂げ、また主権回復・再軍備・NATO加盟といった実績を残しました。アメリカ寄りの外交を行い、社会主義諸国とは距離を置いていました。
③フランコは スペインの独裁者 です。1975年に彼が死去すると、スペインでは王政が復活。王政のもとで民主化が進みました。
④チャウシェスクは ルーマニアの独裁者 です。彼は独自路線の外交を展開しましたが、1989年の東欧革命の中で政権が打倒されました。
問題(6)
アメリカで 黒人解放運動(公民権運動) を指導した人物といえば?
正解は キング牧師 です。
キング牧師は1963年8月にワシントン大行進を行い、その中で「I Have a Dream(私には夢がある)」という有名な演説を行いました。当時の大統領はケネディでしたが、ケネディの暗殺後に就任した ジョンソン の時に公民権法が成立しました。
第三勢力の台頭と米ソの歩み寄りの問題
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①チュニジアはかつてフランスによって保護国化されましたが、戦後に独立を達成しました。