高校世界史B

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5分でわかる!第三勢力の台頭と米ソの歩み寄りをみる視点

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この動画の要点まとめ

ポイント

第三勢力の台頭と米ソの歩み寄りをみる視点

高校世界史 第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り0 右ページテキスト

これでわかる!
ポイントの解説授業
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第43章「第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り」のガイダンス授業です。
この章では計5回にわたって第三勢力の台頭と冷戦の展開を学習します。

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第二次世界大戦後、世界の主導権をめぐって資本主義陣営(アメリカ)と社会主義陣営(ソ連)が対立しました。これを冷戦といいます。前章の後半では、ヨーロッパの経済復興などを要因に、冷戦対立が緩和していく様子を学習しましたね。

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1953年、ソ連ではスターリンが死去するとフルシチョフが書記長に就任しました。彼は平和共存を主張し、米ソの関係は徐々に改善されていきました。ただし、米ソがそのまますんなりと仲良くなっていった...わけではありませんでした。

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この章では、米ソの関係が再び変化していく様子と、米ソ両陣営のどちらにも属さない第三勢力と呼ばれる国々の動きに注目します。

第1回「非同盟主義の新興国」

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第1回の授業では第三勢力の登場を扱います。戦後、新たに独立を果たした国々は非同盟を掲げました。アメリカにもソ連にもくみしない、という意思表示です。この授業では、非同盟主義を掲げる国々が結束を強めていく様子を学習します。

第2回「アフリカ諸国の独立」

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第2回の授業ではアフリカ諸国の独立を扱います。長期にわたってヨーロッパ列強に支配されていたアフリカ諸国は、戦後いよいよその支配から脱却。第三勢力の一角として、アメリカにもソ連にもくっつかない動きを見せることになります。

「第三勢力の台頭」見出し+テキスト2行

第3回「ラテンアメリカ諸国とキューバ革命」

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第三勢力が台頭する一方、アメリカとソ連はどのような動きを見せていたのでしょうか?ここからはアメリカとソ連の動向に注目します。

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第3回の授業では、まずラテンアメリカ諸国に注目します。こちらを見てください。

ppt参照/アメリカを〇で、ラテンアメリカを□で囲ってください

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地図中に丸で囲われた場所がアメリカで、四角で囲われた場所がラテンアメリカです。ラテンアメリカはアメリカ合衆国のすぐ南に位置し、合衆国からすれば「弟分」のような存在でした。

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しかし「弟分」の中で1カ国だけ、アメリカに猛反発した国がありました。それがキューバです。キューバでは1959年に革命が起こって親米的な大統領が追放されると、なんと社会主義政権が成立したのです。アメリカはこれを警戒しますが、キューバは社会主義国ソ連に接近しました。

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アメリカとキューバ・ソ連の関係が悪化する中、大変な事件が起こります。何とキューバでミサイル基地の建設が行われ、それをアメリカが発見したのです。

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キューバはアメリカの目と鼻の先にあります。そんなキューバが、ソ連の支援を受けてミサイル基地を建設していたことで、米ソの緊張関係は一気に高まりました。これをキューバ危機といいます。

第4回「米ソ両大国の動揺」

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米ソの緊張が高まると、今度こそ核戦争が起こるのではないか、と世界中が恐怖しました。しかし、ここで米ソの対立関係にある変化が見られたのです。

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なんと、資本主義国であってもアメリカの味方をしない国や、社会主義国であってもソ連の味方をしない国が登場したのです。米ソから距離をとる国が増えたことで、両陣営は動揺することになりました。

第5回「ヨーロッパにおける緊張緩和」

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そして、アメリカやソ連から離れていった国々が、自分たちで平和をつくりだそう、手を取り合おうという動きをとるようになります。

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第5回の授業ではヨーロッパにおける緊張緩和をみていきます。これまでヨーロッパは、アメリカ派とソ連派に分かれ、冷戦対立に巻き込まれていました。そんな中で、アメリカにもソ連にもくみしない国が登場したことで、こうした国々が手を取り合い、冷戦対立から抜け出そうとする動きが見られたのです。

「冷戦の展開」見出し+テキスト3行

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この章では、まだ冷戦は終わりません。しかし、資本主義陣営vs社会主義陣営、という構造は少しずつ崩れていきます。第三勢力と呼ばれる、どちらの陣営にも属さない国々が登場したり、資本主義国だけどアメリカの味方はしない、社会主義国だけどソ連の味方はしない、といった国も登場します。

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以上、合計5回の授業を通して、第三勢力の台頭と米ソの歩み寄りを勉強していきましょう!

この授業の先生

新里 将平 先生

「世界史を楽しく,わかりやすく教えたい!」をモットーにストーリー性のある授業展開で、歴史上の人物や国が当時何を考え、どう動いたかを感情を込めて伝える。

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第三勢力の台頭と米ソの歩み寄り

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